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「我が世の望月」とは何だったのか- -- 朝日選書 --
山本淳子 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2023.12 -- 19cm -- 307p

資料詳細

タイトル 道長ものがたり
副書名 「我が世の望月」とは何だったのか-
シリーズ名 朝日選書
著者名等 山本淳子 /著  
出版 朝日新聞出版 2023.12
大きさ等 19cm 307p
分類 289.1
個人件名 藤原 道長
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1960年、金沢市生まれ。平安文学研究者。京都大学文学部卒業。石川県立金沢辰巳高校教諭などを経て、99年、京都大学大学院人間・環境学研究科修了、博士号取得(人間・環境学)。現在、京都先端科学大学人文学部教授。2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 藤原家の三男に過ぎなかった道長は、なぜ摂政に昇りつめ栄華を極めるにいたったのか。貴種の妻を求めた人生の戦略、呪詛におびえる臆病さ、正妻と紫式部との同居による悶着…一人の生活者であった道長は誰を恐れ、誰を愛したのか。その人生、心の動きを辿る。
要旨 道長は、一家の末っ子だった。元は最高権力者に就く立場になかった彼に訪れたのは“幸ひ”と呼ばれた天運―。兄たちを襲った死や政治的ライバルの自滅があったからこそ掴んだ頂点の座だった。だが死者や敗者、つまり他人の不幸を踏み台に極めた栄華ゆえ、道長はしばしば怨霊に取り憑かれ、病に伏した。読者は「怨霊」の存在に戸惑うかもしれないが、著者は「それを非科学的と嗤っては道長の心を覗けない」と釘をさす。では、はたして道長はどんな思いで生き、そして死んでいったのか。自身の手による『御堂関白記』や同時代の貴族による『小右記』『権記』など一級資料のほか、『紫式部日記』『枕草子』など女房たちの実録、道長の死後に成長した『栄花物語』『大鏡』など歴史物語もひもときながら、一人の人間の心の“ものがたり”を照らしていく。
目次 超常的「幸ひ」の人・道長;道長は「棚から牡丹餅」か?;“疫”という僥倖;中関白家の自滅;栄華と恐怖;怨霊あらわる;『源氏物語』登場;産声;紫式部「御堂関白道長の妾?」;主張する女たち;最後の闘い;「我が世の望月」;雲隠れ
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263129-9   4-02-263129-5
書誌番号 1122103705
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122103705

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瀬谷 公開 289/フ 一般書 貸出中 - 2076293549 iLisvirtual