河野龍太郎 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2023.12 -- 20cm -- 305p

資料詳細

タイトル グローバルインフレーションの深層
著者名等 河野龍太郎 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2023.12
大きさ等 20cm 305p
分類 337.9
件名 インフレーション
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年愛媛県生まれ。87年、横浜国立大学経済学部卒業、住友銀行(現・三井住友銀行)入行。89年、大和投資顧問(現・三井住友DSアセットマネジメント)へ移籍。97年、第一生命研究所へ移籍、上席主任研究員。2000年、BNPパリバ証券に移籍。現在、経済調査本部長、チーフエコノミスト。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政リスクインフレも忍び寄る。局面打開に何が必要か。理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く。
要旨 「大いなる過熱」の後に何が起きるか。コロナ禍を機に急激なインフレが世界を襲った。第一の原因は、先進各国の大規模な財政政策だ。第二の原因は、インフレを一時的と誤認し、サプライチェーンの寸断など供給ショックに怯えた中央銀行が利上げに出遅れたことだ。今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政インフレリスクも忍び寄る。局面打開に何が必要か。著名エコノミストが理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く得心の一書!
目次 第1章 1ドル150円台の超円安が繰り返すのか(超円安時代の到来;長期実質円安の実相);第2章 グローバルインフレの真因(繰り返すショックと中央銀行の誤算;システマティック・エラーの中で沈む中央銀行の信認);第3章 グローバルインフレは財政インフレなのか(しつこく高いインフレは、いつでもどこでも財政的現象;1980年代初頭のグレートインフレーション終息のもう一つの理由);第4章 構造インフレ論、中国日本化論、強欲インフレ論(米中新冷戦と構造インフレ論;中国が直面する日本化(ジャパニフィケーション)問題;補論 強欲インフレの意外な真実);第5章 日本がアルゼンチンタンゴを踊る日(少子化対策と財源問題;国際通貨「円」を保有する日本の公的債務の持続可能性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2934-3   4-7664-2934-6
書誌番号 1122103997
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122103997

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保土ケ谷 公開 337 一般書 予約受取待 - 2076325475 iLisvirtual