人と自然の環を取り戻す --
中川大介 /著   -- 農山漁村文化協会 -- 2023.12 -- 19cm -- 276p

資料詳細

タイトル 水辺の小さな自然再生
副書名 人と自然の環を取り戻す
著者名等 中川大介 /著  
出版 農山漁村文化協会 2023.12
大きさ等 19cm 276p
分類 519.81
件名 自然保護-日本 , 環境社会学
著者紹介 1963年岩手県生まれ。1986年北海道大学文学部卒業。1992年北海道新聞社入社。記者として本社社会部・報道部などで勤務。1次産業や環境保全、自然災害などを取材するかたわら、趣味の渓流釣りやカヌーを通じて河川環境の現状に危機感を抱き、「人と水のかかわり」に関心をもって研究者や技術者、ジャーナリストらとともに「北海道淡水魚保護ネットワーク」「人と水研究会」といったグループで活動。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 東日本大震災の被災地と、北海道釧路地方・三郎川をはじめとする「水辺の小さな自然再生=手づくり魚道」の現場。それら2つの現場から、人が人や自然とかかわりながら、空間の履歴を重ねることの意味を浮き彫りにする。
要旨 地域住民が発案・協働し、手づくりの技で身近な生き物の生息環境を回復する「小さな自然再生」が全国で広がっている。東日本大震災の被災地と、北海道釧路地方・三郎川をはじめとする「水辺の小さな自然再生=手づくり魚道」の現場。それら二つの現場から、人が人や自然とかかわりながら、空間の履歴を重ねることの意味を浮き彫りにする。
目次 序章 変貌した故郷の風景―失われた空間の履歴(巨大な防潮堤;失われた「空間の履歴」;礎石のメッセージ;自然とのかかわりを問い直す);第1章 小さな自然再生との出会い―三郎川手づくり魚道ものがたり(緑の回廊づくりから手づくり魚道へ;立ち上がった住民たち;人の環と自然の環;生活空間に新たな履歴を重ねる);第2章 広がる小さな自然再生(ふるさとの川を―北海道美幌町・駒生川;民がつなぐ環―釧路地方・釧路川支流;「小さな自然再生」研究会の取り組み);第3章 なぜいま小さな自然再生なのか(「見試し」を重ねて得られるものは―岩瀬晴夫さんに聞く;自然とかかわる技術のあるべき姿―中村太士さんに聞く);終章 小さな自然再生がひらく未来(桜の植樹に託す再生への願い;空間の改変と小さな自然再生;履歴を重ね続けることの意味;生きる場の風景の取り戻しを求めて;終わりにかえて―海に生きる人に、凪を)
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-22202-3   4-540-22202-3
書誌番号 1122104384

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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