脱出か抑留か1940-1946 --
藤森晶子 /著   -- 岩波書店 -- 2023.12 -- 19cm -- 174,17p

資料詳細

タイトル パリの「敵性」日本人たち
副書名 脱出か抑留か1940-1946
著者名等 藤森晶子 /著  
出版 岩波書店 2023.12
大きさ等 19cm 174,17p
分類 334.435
件名 日本人(フランス在留)-歴史-20世紀 , 強制収容所-フランス-歴史-20世紀 , 世界戦争(1939~1945)
著者紹介 1979年広島市生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第二課程(フランス語専攻)卒業。ストラスブール第三大学大学院への留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学。著書に『丸刈りにされた女たち「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅』(岩波書店、2016年)、訳書に『デミーンの自殺者たち――独ソ戦末期にドイツ北部の町で起きた悲劇』(共訳、人文書院、2023年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1944年8月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人たちがいた。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、どう生きたのか。連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして記された歴史ドキュメンタリー。
要旨 一九四四年八月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人。逃げ延びた人もいれば収容所送りになった人も。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、その後どう生きたのか。フランス人に連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして、現場や関係者を訪ねた歴史ドキュメンタリー。
目次 パリ解放時の「日本人」―「ほら、屋根の日本人狙撃兵よ」;行政収容の対象となった残留日本人―「大の親仏家だ」;パリで活躍した「もぐり新聞記者」―「日本人は戦勝者と同盟している」;ラジオ番組『ニッポン』の制作者―「同盟国である為一役買って」;街娼に身をやつした「日本料理店」の女主人―「生きてたって、どうせ屍同然でしょう」;インドシナ出身の対日協力者―「賢くならねばならない」;拷問され自殺をはかった陸軍事務所運転手―「不要なものはすべて廃棄するように」;行政収容された画家とされなかった画家―「恩を仇で返す」;神戸で抵抗したフランス人技師―「人間の限界は、通常の生活で想定されうるものよりも上にあるのだ」;アメリカの保養地で抑留された一団―「実によい待遇」;マルセイユ、去った人と残った人―「我々は日本の外交官だ、保護してくれ!」;抑留を懐かしむ人びと―「みんなよくしてくれてね」
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061621-8   4-00-061621-8
書誌番号 1122105491

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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鶴見 公開 Map 334 一般書 利用可 - 2075624126 iLisvirtual
山内 公開 Map 334 一般書 利用可 - 2075650470 iLisvirtual