日本で最初の経済学者 --
池尾愛子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2023.12 -- 20cm -- 287,6p

資料詳細

タイトル 天野為之
副書名 日本で最初の経済学者
著者名等 池尾愛子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2023.12
大きさ等 20cm 287,6p
分類 331.21
個人件名 天野 為之
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1956年、大阪生まれ。1985年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。2002年、博士学位取得(早稲田大学)。現在、早稲田大学商学学術院教授。著書に『グローバリゼーションがわかる』創成社、2017年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本語で書かれた経済書初のベストセラー『経済原論』をはじめ、『商政標準』、租税、外交、貿易などの社説から思想を読み解き、研究に空白がある天野の経済学に光を当てた1冊。天野の先駆性を検討し、再評価する意義を明らかにする。
要旨 「貿易は世界を変え、発明は物質的進歩をもたらす」と確信した天野為之は、自由放任(レッセフェール)を唱えて民間人の実業に期待をよせ、人材育成のために普通教育や経済・商業教育が重要であると世に訴えた。彼はJ・S・ミルを土台にマクロ経済論や貿易論を展開し、貿易金融や貯蓄・投資を仲介する銀行や取引所の役割と現状を分析して、日本に経済学を確立した。また、経済雑誌の刊行に熱心に取り組み、幣制改革、増税や監査の問題を的確に論じ、工場法の制定を促すなど、先駆的な言論活動を社説等で繰り広げ、経済ジャーナリズムの信頼と権威を高めた。
目次 第1章 天野為之と唐津;第2章 英語での経済学;第3章 日本の伝統への視線;第4章 天野為之の経済原論;第5章 政府の商業政策(商政標準);第6章 『東洋経済新報』と経済策論;第7章 金融政策論と人材育成;第8章 天野為之の復権
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09603-9   4-623-09603-3
書誌番号 1122105844
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122105844

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 331.2 一般書 利用可 - 2075558565 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 331 一般書 利用可 - 2075621356 iLisvirtual