「奇妙な」解釈からの脱却を探る --
フィリップ・ボール /著, 松井信彦 /訳   -- 化学同人 -- 2023.12 -- 19cm -- 337p

資料詳細

タイトル 量子力学は、本当は量子の話ではない
副書名 「奇妙な」解釈からの脱却を探る
著者名等 フィリップ・ボール /著, 松井信彦 /訳  
出版 化学同人 2023.12
大きさ等 19cm 337p
分類 421.3
件名 量子力学
注記 原タイトル:Beyond Weird
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【フィリップ・ボール】サイエンスライター。「ネイチャー」誌で20年以上編集に携わったのち、著名な新聞・雑誌で科学全般について幅広い執筆活動を行っている。著書に『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ファインマンの「量子力学を理解している人は誰もいないと思う」という言葉を出発点に、量子論は実験結果に合い、計算は技術にも応用されているが、その意味について、まだ誰も確定的なことを言っておらず、多くの考え方に分かれているという内容を解説する。
要旨 量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。
目次 量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である);量子力学は、本当は量子の話ではない;量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある);量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある);何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる;量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない);どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り);すべてを一度に知ることはできない;量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない;「不気味な遠隔作用」はない;日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである;経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である;シュレーディンガーの猫には子がいる;量子力学はテクノロジーに活かせる;量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない;「量子」あなたはほかにいない;物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?);量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない;底へはたどり着けるのか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-7598-2069-0   4-7598-2069-8
書誌番号 1122105858

所蔵

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