藤倉孝純 /著   -- 作品社 -- 2023.12 -- 20cm -- 202p

資料詳細

タイトル 魂の語り部ドストエフスキー
著者名等 藤倉孝純 /著  
出版 作品社 2023.12
大きさ等 20cm 202p
分類 980.26
個人件名 ドストエフスキー,フョードル・ミハイロヴィチ
著者紹介 1937年、東京都生まれ。1962年、中央大学法学部卒業、同年早稲田大学文学部学士入学。在学中、60年安保闘争に参加、以後70年安保闘争、全共闘運動に参加。「現状分析研究会」、「ヘーゲルを読む会」に会員として参加。現在、「ドストエーフスキイの会」会員、「伊東市国際交流協会」会員。主な著作に『高橋たか子』(彩流社、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 若い頃、ドストエフスキーは秘密結社に加わったために、シベリアで懲役・流刑の10年を余儀なくされた。『スチェパンチコヴォ村とその住人』など彼の5編の作品を手掛かりに、「信念の更生の歴史」の推移を確かめる。
要旨 偉大な作家の始原とは何かに迫る、渾身の文芸批評!理想に挫折し、シベリアの監獄で書かれた『スチェパンチコヴォ村とその住人』、文壇復帰後の『死の家の記録』、『夏象冬記』、『地下室の手記』などを通じて、「魂の語り部」としてのドストエフスキーの姿がはじめて現われる。
目次 第1章 「新しい村」造りの破綻―『スチェパンチコヴォ村とその住人』(もつれた結婚話;フォマー・フォミッチ・オピースキン;「新しい村」造り);第2章 ナロードから学ぶ―『死の家の記録』(ニヒリズム体験;ナロードの発見;房舎での「自由」);第3章 「土地主義」宣言(兄ミハイル、弟フョードル;予約広告文;折衷論);第4章 西欧との別れ―『夏象冬記』(パンフレットの時代;『夏象冬記』について;フォンヴィージンとは?;フランス人は理性を持たない?);第5章 「魂の語り部」の誕生―『地下室の手記』(思索する男;痛苦な自己批判;棺台の瞑想)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86793-012-0   4-86793-012-1
書誌番号 1122106010
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122106010

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