歴史と、その意識の形成 --
榊原洋史 /著   -- 南方新社 -- 2023.12 -- 19cm -- 380p

資料詳細

タイトル 奄美人入門
副書名 歴史と、その意識の形成
著者名等 榊原洋史 /著  
出版 南方新社 2023.12
大きさ等 19cm 380p
分類 219.706
件名 奄美市-歴史 , 大島郡(鹿児島県)-歴史 , 奄美諸島
著者紹介 奄美歴史文化研究家。愛知県在住、昭和30年生まれ。國學院大學文学部文学科卒業、同大学院文学研究科博士課程前期中退。現職は、研修講師。心理学・経営学を学び、大手の社員教育会社を経て独立開業。著書に小説『ひとりぼっちじゃないよ』(海風社)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 江戸期の島津氏の黒糖搾取時代から、明治期になっても、鹿児島の官庁、商人の利権確保の動きは続いた。奄美人は、勝手世運動、三法方運動、川畑汽船支援運動と、敢然と立ち上がった。史料と聞き書きから、そうした奄美の先人の足跡を追う。
要旨 今日の奄美は誰がつくったか?江戸期の島津氏の黒糖搾取時代から、明治期になっても、鹿児島の官庁、商人の利権確保の動きは続いた。奄美人は、勝手世運動、三法方運動、川畑汽船支援運動と、敢然と立ち上がった。復帰運動は四度目の闘いであった。奄美の未来を生きる者が、自らの出自を知るに欠かせない先人の足跡を追う。膨大な史料と豊富な聞き書きで構成する。
目次 「奄美」とは何か―まだ見ぬ「想像の共同体」;「勝手世」運動―守旧派の策謀「黒糖専売」打破;「三法方」運動―大島郡挙げての民衆運動となる;「川畑汽船」支援運動―島びとのための船会社を;奄美の「自給自立」を模索―浅松宮啓と啓良親子;大島経済を揺るがす「教育熱」―教育目的の変節;さまよう大島郡出身者の思い―差別と「奄美」の発見;「シマ」の暮らし―貧しくも心豊かであった日々;奄美の本土分離―「非日本人」となった人々の八年;「オーシマ」―在沖縄奄美出身者への偏見と蔑視;「シマ」への思いは横綱「朝潮」と佐々木道雄;七八年にわたる奄美民衆運動史―何を学ぶべきか
ISBN(13)、ISBN 978-4-86124-507-7   4-86124-507-9
書誌番号 1122106586
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122106586

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鶴見 公開 219 一般書 貸出中 - 2075646774 iLisvirtual