トラウマを超え真のパートナーシップを創造するIFIOアプローチ --
トニー・ハーバイン‐ブランク /著, マーサ・スウィージー /著, 花丘ちぐさ /訳, 山田岳 /訳   -- 岩崎学術出版社 -- 2023.12 -- 26cm -- 161p

資料詳細

タイトル カップルセラピーのための内的家族システム療法マニュアル
副書名 トラウマを超え真のパートナーシップを創造するIFIOアプローチ
著者名等 トニー・ハーバイン‐ブランク /著, マーサ・スウィージー /著, 花丘ちぐさ /訳, 山田岳 /訳  
出版 岩崎学術出版社 2023.12
大きさ等 26cm 161p
分類 146.8
件名 精神療法
注記 原タイトル:Internal Family Systems Couple Therapy Skills Manual
注記 文献あり 索引あり
要旨 現在、非常に多くのセラピストから注目されている内的家族システム療法(IFS)。このIFSは、私たちの内面には様々な人格を持ったパーツ(副人格)があり、その人を守ろうとして懸命に行動している、という考えを基本とする心理療法の新潮流で、トラウマ治療を中心に活用が進んでいる。本書は、このIFSの概念をカップルに当てはめて展開していくものである。IFIOは、“Intimacy From the Inside Out”「親密さを心の中から理解する」という手法で、カップルの構成員をそれぞれの過去の傷つきやトラウマ体験などの集大成として見、その発言や行動を様々なパーツが出てきて思いを語っていると捉える。「なぜそのようなことを言うのか」「なぜここに反応してくるのか」など、相手の言動を理解できないときに、私たちはつい相手を非難してしまう。しかしIFIOでは、ダイレクトに非難や悲嘆反応に走るのではなく、そういうことを言ったりしたりするパーツがある、と考えるのである。IFSに関心をもつ一層の活用を考えるセラピストはもちろん、カップル間の問題に関わるさまざまな分野の支援者、そして、問題に直面している当事者への示唆にも富む一冊である。
目次 1 基本コンセプト(パーツの性質;Uターン;逆転移に関するヒント;用語解説);2 3つのフェーズによる治療(フェーズ1:学習;フェーズ2:核心に迫る;勇気あるコミュニケーション:会話を変えれば関係が変わる;カップルセラピーにおける心と心をつなげるワーク:内面に入る内面に入る;フェーズ3:終結);3 IFIOにおける関係性の神経生物学(自律神経系を調整する(ケーススタディ));4 セラピストの課題(セラピストにもパーツがある:セラピーの中での難しい問題はセラピスト自身の難しい問題でもある;セラピストのワークシート);5 体験型エクササイズ:再演、スクリプトの書き換え、そして修復(体験型で演じる;他者になってみる(ケーススタディ))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7533-1235-1   4-7533-1235-6
書誌番号 1122106606
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122106606

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