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近代・時間・ニヒリズム --
田中岩男 /著   -- 鳥影社 -- 2023.12 -- 20cm -- 350p

資料詳細

タイトル 鴎外と『ファウスト』
副書名 近代・時間・ニヒリズム
著者名等 田中岩男 /著  
出版 鳥影社 2023.12
大きさ等 20cm 350p
分類 910.268
件名 ファウスト(ゲーテ)
個人件名 森 鴎外
注記 文献あり
著者紹介 1950年、北海道に生まれる。1973年、弘前大学人文学部文学科(ドイツ文学専攻)卒業。1975年、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程(ドイツ文学専攻)修了。同年、母校の弘前大学人文学部に助手として採用され、講師、助教授、教授を経て2016年、定年により退職。現在、弘前大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ファウストは救われるか?あるいは近代と時間〈予備的考察〉. 『団子坂』での「対話」、あるいは「メフィスト鬼」のこと. 時間論的にみた『舞姫』/「グレートヒェン悲劇」. ファウストの「救い」/豊太郎の「恨み」. 節蔵〈『灰燼』〉とメフィスト. 望遠鏡と顕微鏡、あるいは「仮面」社会の小道具たち〈補論〉
内容紹介 近代的人間の典型とも呼ばれる「ファウスト」と、その多様性に最初に気づき翻訳した日本人、森鴎外。それぞれの芸術を含め両作家の、さらには「近代」そのものの、思いがけない一面を浮かび上がらせる。現代社会の問題につながる、長年の論考の集大成。
要旨 近代的人間の典型とも呼ばれる「ファウスト」と、その多義性に最初に気づき翻訳した日本人、森鷗外―現代社会の問題に繋がる、長年の論考の集大成。
目次 序章 ファウストは救われるか?あるいは近代と時間(予備的考察)―いくつかの日本近代文学作品を手掛かりに;第1章 『団子坂』での「対話」、あるいは「メフィスト鬼」のこと;第2章 時間論的にみた『舞姫』/「グレートヒェン悲劇」;第3章 ファウストの「救い」/豊太郎の「恨み」;第4章 節蔵(『灰燼』)とメフィスト―近代的悪魔としてのニヒリズム;第5章 望遠鏡と顕微鏡、あるいは「仮面」社会の小道具たち(補論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86782-051-3   4-86782-051-2
書誌番号 1122106875

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