河野真理江 /著   -- 青土社 -- 2023.12 -- 19cm -- 348p

資料詳細

タイトル メロドラマの想像力
著者名等 河野真理江 /著  
出版 青土社 2023.12
大きさ等 19cm 348p
分類 778.04
件名 映画
著者紹介 1986年東京生まれ。映画研究。立教大学現代心理学研究科映像身体学専攻博士課程修了。博士号(映像身体学)取得。立教大学兼任講師、青山学院大学、静岡文化芸術大学非常勤講師などを歴任。著書に『日本の〈メロドラマ〉映画―撮影所時代のジャンルと作品』(森話社、2021年、第13回表象文化論学会賞奨励賞を受賞)がある。2021年死去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「メロドラマ」映画前史. メロドラマ映画研究の現在. わたし、ずるいんです. 変化する顔、蝶の身体. 『君の名は』とは何か. 語らざる断片の痺れ. 渋谷実の異常な女性映画. 上原謙と女性映画. 映画『その日のまえに』論. 傷口と模造. 岩井俊二の映画を巡る四つの断想. からっぽの女の子が〈映え〉な世界でキラキラしてる。. 映像メディアにおける同性愛表象の現在. 映画における「仕方がないこと」のすべて?. 思春期、反メロドラマ、自己言及性. ハイパー・メロドラマ. 「初恋」の行方. 「メロ」と「悪女」. 解題・中村秀之『特攻隊映画の系譜学-敗戦日本の哀悼劇』. 変貌するペルソナ
内容紹介 「泣ける映画」はどこから来て、どこへ行くのか。メロドラマの想像力は過ぎ去った流行ではなく、現在の表象のなかにも確実に息づいている。その射程はどこまで届くのか。河野真理江が遺した、可能性に満ちあふれたテクストたち。
要旨 メロドラマの想像力は過ぎ去った流行ではなく、現在の表象のなかにも確実に息づいている。その射程はどこまで届くのか。稀代の書き手が遺した、可能性に満ちあふれたテクストたち。
目次 1 メロドラマの力―概念と受容(「メロドラマ」映画前史―日本におけるメロドラマ概念の伝来、受容、固有化;メロドラマ映画研究の現在 訳者解説 ジョン・マーサー、マーティン・シングラー『メロドラマ映画を学ぶ―ジャンル・スタイル・感性』);2 メロドラマに輝くもの―日本映画、あるいは幾人かの女優(「わたし、ずるいんです」―女優原節子の幻想と肉体;変化する顔、蝶の身体―京マチ子のスター・イメージに見る倒錯的従順さ;『君の名は』とは何か―ブームの実態とアクチュアルな観客;語らざる断片の痺れ―メロドラマとして見た清順映画 ほか);3 メロドラマは拡散する―作家性とエスニシティ(映画における「仕方がないこと」のすべて?―『ヴァンダの部屋』について;思春期、反メロドラマ、自己言及性―ソフィア・コッポラの作家性にかんする二、三の事;ハイパー・メロドラマ―映画『バーフバリ』の凄まじさに見る雑種性、抽象性、超政治性;「初恋」の行方―現代韓国恋愛映画論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7612-2   4-7917-7612-7
書誌番号 1122107400
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122107400

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