凶作・飢饉・地域社会 --
菊池勇夫 /著   -- 吉川弘文館 -- 2024.1 -- 22cm -- 310,12p

資料詳細

タイトル 近世の気象災害と危機対応
副書名 凶作・飢饉・地域社会
著者名等 菊池勇夫 /著  
出版 吉川弘文館 2024.1
大きさ等 22cm 310,12p
分類 210.5
件名 気象災害-日本-歴史-江戸時代 , 飢饉-日本-歴史-江戸時代 , 凶作-日本-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1950年、青森県に生まれる。1980年、立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、一関市博物館館長、宮城学院女子大学名誉教授。主要著書に『江戸時代の災害・飢饉・疫病―列島社会と地域社会のなかで』(吉川弘文館、2023年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:近世の凶作・飢饉と地域社会. 気候変動と凶作・飢饉. 天候・作柄と穀物相場. 稲の品種と冷害対応. 名子制度・刈分小作と凶作・飢饉. 北東北の人口史料にみる天明・天保の飢饉. 江戸に向かう奥羽飢人. 北関東の凶年・飢饉記録が伝える「用心」. 仙台藩における備荒貯蓄論の展開. 備荒貯蓄と地域社会. 飢饉の記憶と近現代
内容紹介 気候変動により、寒冷期には激しい凶作・飢饉に見舞われた近世日本社会。温暖期にも視野を広げ、人々は気象災害といかに格闘し、飢えの教訓から後世に何を伝えたのか。気象災害と飢饉の関連や、災害下に生きた人々の営みを解明する。
要旨 気候変動により、寒冷期には激しい凶作・飢饉に見舞われた近世日本社会。温暖期にも視野を広げ、人々は気象災害といかに格闘し、飢えの教訓から後世に何を伝えたのか。地域に残された多様な記録史料を紐解き、先行研究とも対話を重ねながら、気象災害と飢饉の関連や、災害下に生きた人々の営みを解明する。飢饉史研究のこれからの視座を示す一冊。
目次 近世の凶作・飢饉と地域社会;1 気候変動・災害と地域社会(気象変動と凶作・飢饉―北奥八戸藩を例に;天候・作柄と穀物相場―奥州一関藩城下商人の記録にみる天明の飢饉;稲の品種と冷害対応―東北地方の近世稲作;名子制度・刈分小作と凶作・飢饉―研究史を読み直す);2 飢饉と人口・社会変動(北東北の人口史料にみる天明・天保の飢饉;江戸に向かう奥州飢人―天保七・八年を中心に;北関東の凶年・飢饉記録が伝える「用心」―奥羽飢饉からの教訓);3 地域社会の危機と備荒(仙台藩における備荒貯蓄論の展開;備荒貯蓄と地域社会―仙台藩磐井郡西岩井の場合);飢饉の記録と近現代
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04356-4   4-642-04356-X
書誌番号 1123000184
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123000184

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