中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜 --
桑原夏子 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2023.12 -- 22cm -- 711,166p 図版16p

資料詳細

タイトル 聖母の晩年
副書名 中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜
著者名等 桑原夏子 /著  
出版 名古屋大学出版会 2023.12
大きさ等 22cm 711,166p 図版16p
分類 702.37
件名 美術-イタリア-歴史-中世 , ルネサンス美術 , 図像学-歴史 , 聖母マリア
注記 欧文タイトル:The Last Days of the Virgin Mary
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1985年、東京都に生まれる。2008年、慶應義塾大学文学部卒業。2013年、慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。2018年、フィレンツェ大学大学院博士課程修了(博士号取得)。日本学術振興会特別研究員SPDなどを経て、現在、早稲田大学高等研究所専任講師、博士(美術史学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 マリアの最期をめぐる美術史。聖書には、彼女がどのように生を終えたかについての記述がない。しかし、マリア崇敬の高まりとともに、外典や伝承などにもとづき晩年伝の多様な図像が生み出されてきた。地中海圏の聖堂壁画からチマブーエやドゥッチョ、ジョットらの作品までをその背景とともに跡づけ、知られざる聖母の美術史をよみがえらせる。
目次 序章;第1部 図像の生成と地中海圏―五世紀から一三世紀まで(聖母の晩年にまつわる最初期の作例群;聖母晩年伝表象に対する躊躇と欲求;一三世紀末イタリアにおける聖母晩年伝の開花);第2部 ドゥッチョとジョットによる刷新―一四世紀前半を中心に(シエナ―ドゥッチョの“マエスタ”と、聖母による都市とコンタードの連帯;ジョットの衝撃);第3部 図像と機能の樹形図―一四世紀後半から一五世紀まで(震源地ローマ―失われた聖母晩年伝作例の存在とその図像の伝播;聖なる空間と政治的空間における機能―ローマの聖母晩年伝との関連性);終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1141-9   4-8158-1141-5
書誌番号 1123000759

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