伝統と正統性、その創造と統制・隠滅 --
徐禎完 /編, 鈴木彰 /編, 徐禎完 /〔ほか執筆〕   -- 文学通信 -- 2023.12 -- 21cm -- 316p

資料詳細

タイトル 文化権力と日本の近代
副書名 伝統と正統性、その創造と統制・隠滅
著者名等 徐禎完 /編, 鈴木彰 /編, 徐禎完 /〔ほか執筆〕  
出版 文学通信 2023.12
大きさ等 21cm 316p
分類 210.6
件名 日本-歴史-1868~1945 , 芸術と政治
注記 欧文タイトル:Cultural Power and Modern Japan
注記 索引あり
著者紹介 【徐禎完】翰林大学教授、日本学研究所所長。専門は能楽史。主な著書・論文に『アジア遊学〈植民地朝鮮と帝国日本〉』(徐禎完・増尾伸一郎、勉強社、2010年)、『歌舞音楽略史』(小中村清矩著・徐禎完韓国語翻訳注、SoMyung、2011年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:近代日本と能楽 徐禎完著. 日本の近代化にみる女性と政 榊原千鶴著. 国民国家の形成における「天皇崇敬」 宋錫源著. 勅題の応用とそれによるコミュニケーションの問題 松澤俊二著. 明治「敗者史観」と植民地台湾 吳佩珍著. 日本植民地時代の朝鮮伝統チュムの変化と隠滅 李鍾淑著 呉鉉烈訳. 織田完之と近代の平将門観 鈴木彰著. 明治期の文章活動における文壇とその裾野の相互作用 湯本優希著. 子どもの心に訴える国家的英雄の創造と変容 Van Ewijk Aafke著. 『日本歌学全書』とその周辺 平田英夫著. 今・ここにある古典学習から考える 菊野雅之著
要旨 第一部には主に国家・天皇/皇后・植民地といった近代日本の国家体制や社会構造に根ざした問題を扱う論稿を、第二部にはそうした近代日本社会における、文化権力と伝統・正統性をめぐる個別的な事象・動向を中心的に扱った論稿を収めた。
目次 第1部 近代国家「日本」と文化権力(近代日本と能楽 文化権力としての芸能と国民国家;日本の近代化にみる女性と政 朝鮮の女訓書を手がかりとして;国民国家の形成における「天皇崇敬」;勅題の応用とそれによるコミュニケーションの問題―歌会始の外縁に注目して;明治「敗者史観」と植民地台湾―「北白川宮」言説を中心に;日本植民地時代の朝鮮伝統チュムの変化と隠滅);第2部 読者・文壇・教育の動向と相関性(織田完之と近代の平将門観―『国宝将門記伝』刊行の前提、画期としての明治三十四年;明治期の文章活動における文壇とその裾野の相互作用―読者が表現者となるとき;子どもの心に訴える国家的英雄の創造と変容―少年の秀吉を中心に;『日本歌学全書』とその周辺;今・ここにある古典学習から考える―「言語文化」を土台にして)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86766-027-0   4-86766-027-2
書誌番号 1123001049

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