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生きる意味を問い続けた歌人の表現思想 --
多田一臣 /著   -- 花鳥社 -- 2023.12 -- 20cm -- 333p

資料詳細

タイトル 山上憶良
副書名 生きる意味を問い続けた歌人の表現思想
著者名等 多田一臣 /著  
出版 花鳥社 2023.12
大きさ等 20cm 333p
分類 911.122
個人件名 山上憶良
著者紹介 1949年、北海道に生まれる。1975年、東京大学大学院修士課程修了。千葉大学助教授、東京大学教授、二松学舎大学教授等を歴任。現在、東京大学名誉教授、博士(文学)。著書に『万葉歌の表現』(明治書院)など。編著書に『万葉集ハンドブック』(三省堂)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 理念や思想を詠み込む歌いぶりが和歌史の中できわめて異例だった憶良。その生涯をたどりつつ、和歌のみならず散文世界の意義についても読み解く本。作品世界を丹念に分析することで、憶良が選び取った方法を検証していく。
要旨 異質な個性を和歌表現史の中に位置づける。理念や思想を詠み込む歌いぶりが和歌史の中できわめて異例だった憶良。その生涯をたどりつつ、和歌のみならず散文世界の意義についても読み解く。いま、なぜ憶良を読むのか―生・老・病・死をめぐって、憶良が積み重ねた思索は、現代においても大きな意味をもつに違いない。全作品を全訳読解!
目次 序 いま、なぜ憶良を読むのか;1 奈良時代前期の和歌の状況と大伴旅人;2 山上憶良の前半生 筑前守となるまで;3 日本挽歌 旅人に贈られた亡妻挽歌;4 嘉摩郡三部作 この世に生きることとは;5 鎮懐石の歌;6 大伴旅人の松浦郡巡行をめぐって;7 七夕歌十二首と秋の七草の歌;8 旅人との別離;9 大伴熊凝の歌 不慮の死を遂げた一青年への挽歌;10 志賀の白水郎の歌 海難死した荒雄の悲劇;11 貧窮問答歌 思想を抱え込む歌;12 好去好来歌 遣唐使の無事を祈る;13 沈痾自哀文 病の現実といかに向き合うか;14 俗道悲嘆の詩 魂の悲痛な叫び;15 老身重病経年辛苦、及児らを思ふ歌;16 辞世の歌 士たることの自負;17 古日に恋ひたる歌 憶良の到達点
ISBN(13)、ISBN 978-4-909832-83-2   4-909832-83-1
書誌番号 1123001092
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123001092

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.12 一般書 利用可 - 2075583233 iLisvirtual