歴史はどう記述されてきたか -- ちくま新書 --
佐藤信弥 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.1 -- 18cm -- 294p

資料詳細

タイトル 古代中国王朝史の誕生
副書名 歴史はどう記述されてきたか
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 佐藤信弥 /著  
出版 筑摩書房 2024.1
大きさ等 18cm 294p
分類 222.03
件名 中国-歴史-古代
注記 文献あり
著者紹介 1976年兵庫県生まれ。関西学院大学文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、関西学院大学博士(歴史学)、専攻は中国殷周史。立命館大学白川静記念東洋文学文化研究所客員研究員および大阪公立大学客員研究員。著書には『戦争の中国古代史』(講談社現代新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 正史は権力者の歴史認識と思想を汲むため編者は命懸けだが、すでに古代中国においても過去の事象からいまの問題を見出す態度の萌芽が見られる。出土史料を繙きながら、『史記』に結実する記録への執念や歴史観の興りをたどる。
要旨 現代にも通じる歴史書と評価される司馬遷『史記』だが、執筆には、それより前に記録され、伝えられたものの蓄積がある。当然のことながら、文字がなくてはならないし、竹簡などの記録メディアが必要。さらに、それがいつの出来事かを記述するためには、国王の治世や暦等を根拠にした年号もあるほうがいい。正史は権力者の歴史認識と思想を汲むため編者は命懸けだが、すでに古代中国においても過去の事象からいまの問題を見出す態度の萌芽が見られる。出土史料を繙きながら、『史記』に結実する記録への執念や歴史観の興りをたどる。
目次 序章 記録のはじまり―殷代;第1部 歴史認識(同時代史料から見る―西周〜春秋時代1;後代の文献から見る―西周〜春秋時代2);第2部 歴史書と歴史観(歴史書と歴史観の登場―戦国時代;そして『史記』へ―秦〜前漢時代);終章 大事紀年から年号へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07583-3   4-480-07583-6
書誌番号 1123001933
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123001933

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