矢野久美子 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2024.1 -- 20cm -- 189p

資料詳細

タイトル アーレントから読む
著者名等 矢野久美子 /〔著〕  
出版 みすず書房 2024.1
大きさ等 20cm 189p
分類 311.234
個人件名 アーレント ハナ
著者紹介 1964年生。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。思想史専攻。著書に、『ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所』(みすず書房、2002)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 全体主義のなかで考え続けたハンナ・アーレント。いまアーレントから世界を見たら、何が見えてくるだろうか。アーレントの言葉を道しるべに、一方で全体主義について、他方で人間の自由の条件について考え抜いた、アーレントの思考の現場を洞察する。
要旨 全体主義のなかで考え続けたハンナ・アーレント。長期にわたって難民・無国籍者として生活し、全体主義がもたらした地上の地獄を同時代人として経験した。想像を絶する人類に対する犯罪を生み出した体制の本質を、アーレントは現実に負けない仕方で理解しようとした。戦争が終わったあとも続く全体主義の余波、それが壊したもの、世界との関係、それでも世界を愛することは可能か。いまアーレントから世界を見たら、何が見えてくるだろうか。「生きた屍」「難民になること」「世界喪失」「人と人のあいだに生きること」「政治と自由」「理解すること」「共に何かを行なうこと」というアーレントの言葉を道しるべに、一方で全体主義について、他方で人間の自由の条件について考え抜いた、アーレントの思考の現場を洞察する。混迷を深める世界を生きるための思想。
目次 第1章 生きた屍;第2章 難民について;第3章 世界喪失に抗って;第4章 自由について;第5章 理解という営み;第6章 世界を愛するということ;第7章 ベンヤミン・エッセイをめぐって;第8章 反逆する心という遺産;第9章 「あいだ」にあるということ;第10章 ローザの従姉妹;第11章 秩序の感覚
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09672-6   4-622-09672-2
書誌番号 1123002996
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123002996

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