祥伝社新書 --
岩井秀一郎 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2024.2 -- 18cm -- 356p

資料詳細

タイトル 軍務局長武藤章
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 岩井秀一郎 /〔著〕  
出版 祥伝社 2024.2
大きさ等 18cm 356p
分類 289.1
個人件名 武藤章
注記 文献あり
著者紹介 歴史研究者。1986年、長野県生まれ。2011年、日本大学文理学部史学科卒業。以後、昭和史を中心とした歴史研究・調査を続けている。著書に、『多田駿伝』(山本七平賞奨励賞受賞)、『渡辺錠太郎伝』(共に小学館)、『服部卓四郎と昭和陸軍』(PHP新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 昭和史の折々に存在感を発揮した武藤章の「とらえにくい」人物像をとらえ直すための1冊。彼はなぜ絞首台に消えねばならなかったのだろうか。その生涯を追うことで、昭和史と昭和陸軍を読み解く。
要旨 昭和陸軍を体現し、昭和史の鍵を握る男。武藤章は昭和陸軍のなかでも強い存在感を放っている。二・二六事件後に成立した広田弘毅内閣では組閣に介入、盧溝橋事件後は日中戦争を推進し、近衛文麿の新体制運動に参画したが、日米間に暗雲が漂うと避戦に尽力。開戦後は師団長、方面軍参謀長として戦闘に従事した。戦後は東京裁判においてA級戦犯とされ、巣鴨拘置所で処刑された。また、武藤が務めた軍務局長は昭和十年代、軍内外に強い政治力を発揮し、時の政権をも左右するほどの権勢を誇った。昭和史の折々に登場する武藤、その生涯を追うことで、昭和史と昭和陸軍を読み解く。
目次 第1章 煩悶―軍人に向いていない青年;第2章 派閥抗争;第3章 日中戦争;第4章 軍務局長(1)新体制運動;第5章 軍務局長(2)日米交渉;第6章 軍務局長(3)開戦へ;第7章 師団長として;第8章 フィリピンの戦い;終章 東京裁判、そして死
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11694-1   4-396-11694-2
書誌番号 1123006123

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 289/ム 一般書 利用可 - 2076294243 iLisvirtual
公開 289/ム 一般書 貸出中 - 2075742455 iLisvirtual
瀬谷 公開 289/ム 一般書 貸出中 - 2076274757 iLisvirtual