畸人水島爾保布の生涯 --
前田恭二 /著   -- 白水社 -- 2024.2 -- 20cm -- 780,19p

資料詳細

タイトル 文画双絶
副書名 畸人水島爾保布の生涯
著者名等 前田恭二 /著  
出版 白水社 2024.2
大きさ等 20cm 780,19p
分類 726.501
個人件名 水島爾保布
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年山口県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業後、読売新聞社入社。東京本社文化部部長などを経て、2021年武蔵野美術大学教授。著書に『絵のように 明治文学と美術』(白水社、2014年、芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治・大正・昭和にわたり、文学・美術の分野に大きな足跡を残しながら忘却の彼方に消し去られた畸人・水島爾保布の魅力を調べ上げ、執念深く掘り起こした1冊。世間の梯子を降り、四方八方に才知を蕩尽し、諧謔と反骨に生きたその姿を描き出す。
要旨 日本のビアズレーとも呼ばれる異端の画家、同時に碩学を誇らぬ稀代のコラムニスト。明治・大正・昭和にわたり、四月八方に才知を蕩尽、あえて梯子を降りて埒外に生き、遂に忘れ去られた東京人の魅力を、芸術選奨新人賞受賞の第一人者が掘り起こす。
目次 根岸、不思議ね 追憶の家郷;この父の子 父の履歴と幼少時代;二兎の徒に 美術学校と詩心の目覚め;鳩よ、見やる闇夜とは 児童文学と従軍;意地もひもじい 美校卒業と結婚;黄泉の季節、鬱積の御代「新文芸」の頃;暗い快楽 明治の終焉、デカダンの日々;異端、変態「モザイク」と行樹社;長旅、延びたがな 新潟から関西彷徨へ;居場所なし、よしなよ芝居 美術劇場と「モザイク」の終焉;軽やかさ、大阪やろか 大阪朝日新聞へ;社が多才さ耕し 大阪朝日での仕事;字に黒し、真白く虹 白虹事件と大阪朝日退社;醒めとったまま、また勤めさ 東京日日新聞の頃;とかくに一言、皮肉かと「根岸より」;如何はせん、現世は瓦解 関東大震災の前後;なんか槌音、落ち着かんな 帝都復興と中国趣味;どんなもんだ、奇談も何度 児童文学と水島家;委細見物、雑文掲載 満韓遊覧と円本ブーム;徒食、閑談、書くよしと 漫画家仲間と「食道楽」グループ;ニヒル、淡々、暗澹たる日に「大日」のコラム;屈む、かじかむ画家 日中開戦の頃;国もヨタ、四方に苦 近衛新体制の時代;遁世、敗戦と 太平洋戦争と新潟疎開;雪に消ゆ 新潟隠棲と晩年
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09364-1   4-560-09364-4
書誌番号 1123006173
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123006173

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