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相対主義と普遍主義を超えて -- 角川新書 --
村松聡 /〔著〕   -- KADOKAWA -- 2024.2 -- 18cm -- 379p

資料詳細

タイトル つなわたりの倫理学
副書名 相対主義と普遍主義を超えて
シリーズ名 角川新書
著者名等 村松聡 /〔著〕  
出版 KADOKAWA 2024.2
大きさ等 18cm 379p
分類 150
件名 倫理学
注記 文献あり
著者紹介 1958年、東京都生まれ。上智大学哲学科卒業、同大学院修了後、ドイツ・ミュンヘン大学留学。横浜市立大学国際総合科学部応用倫理学担当准教授を経て、現在早稲田大学文学学術院文化構想学部教授。専門は近現代哲学、主に徳倫理に基づく倫理学、生命倫理などの応用倫理学。パーソン論、他者論、心身論についても研究を続けている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちである。「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理や、経済学と結びついた功利主義とは異なる「徳倫理」の哲学を通して現代の課題を考え抜く。
要旨 分断が深まる世界。唯一の答えを求める普遍主義が対立しあうなかで、人は「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理は、これまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、安楽死・癌告知といった現代の究極の課題に立ち向かう!
目次 序章 したいことをしよう―自愛と生の充実;第1章 適当にしよう―徳倫理と思慮;第2章 適当にしよう―安楽死・妊娠中絶・格差;第3章 よいことをしようと思うな、悪いことをしよう;第4章 誠実に嘘をつこう;第5章 不平等を実践しよう;第6章 人間的に考えるのをやめよう―動物の倫理;附論 潜在力
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-082501-4   4-04-082501-2
書誌番号 1123007573

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 150 一般書 貸出中 - 2075743419 iLisvirtual
港南 公開 150 一般書 貸出中 - 2076401589 iLisvirtual