ちくま学芸文庫 --
村山修一 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.2 -- 15cm -- 448,19p

資料詳細

タイトル 本地垂迹
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 村山修一 /著  
出版 筑摩書房 2024.2
大きさ等 15cm 448,19p
分類 182.1
件名 本地垂迹
注記 新装版 吉川弘文館 1995年刊の再刊
注記 文献あり 年表あり 索引あり
内容紹介 日本古来の神々は仏が姿をとったものであるとする神仏習合の思想、本地垂迹説。この日本独自の世界観は、朝廷や貴族の政治理念に影響する一方で、数々の文芸・美術作品を残した。日本文化の基盤へと広く深く根を張る世界観を総合的に読み解く。
要旨 日本古来の神々は仏が姿をとったものであるとする神仏習合の思想、本地垂迹説。しかしそれは、仏教と神道が融合したのみならず、道教・陰陽道・儒教など中国思想が流入し、さらに歴史的人物をも取り込んで、複雑な多神教的様相を呈するまでに発展したものである。この日本独自の世界観は、朝廷や貴族の政治理念に影響する一方で、庶民の日常生活にも浸透し、数々の文芸・美術作品を残した。前近代の宗教史的中核に位置し、日本文化の基盤へと広く深く根を張る世界観を総合的に読み解いた名著。
目次 1 大陸における本地垂迹説の起源と仏教の習合的発展;2 仏教の日本伝来初期における歴史的情勢;3 律令国家完成期に至る神仏両思想と陰陽道の関係;4 奈良朝における神仏習合の進展;5 八幡神の習合的成長;6 御霊会の発生と成立;7 祇園社の御霊神的発展;8 天満天神信仰の成立と御霊思潮の変転;9 金剛蔵王菩薩と金峯山信仰;10 熊野三山の信仰;11 念仏諸宗と神祇信仰;12 日蓮宗および禅宗と神祇信仰;13 縁起譚と習合文芸;14 神影図と習合曼荼羅;15 天台の神道;16 真言の神道;17 卜部家の神道;18 本地垂迹説の終末
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51230-7   4-480-51230-6
書誌番号 1123008051

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 182.1 一般書 利用可 - 2076331076 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 182 一般書 利用可 - 2076331068 iLisvirtual
金沢 公開 Map 文庫本 182 一般書 利用可 - 2075714052 iLisvirtual