戦争を回避する外交の力 --
薮中三十二 /著   -- PHP研究所 -- 2024.2 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル 現実主義の避戦論
副書名 戦争を回避する外交の力
著者名等 薮中三十二 /著  
出版 PHP研究所 2024.2
大きさ等 19cm 254p
分類 319.1
件名 日本-外国関係 , 日本-国防
著者紹介 元外務事務次官。1948年大阪府生まれ。大阪大学法学部中退、米コーネル大学卒業。北米局課長時代に日米構造協議を担当。アジア大洋州局長として6ヶ国協議の日本代表を務め、北朝鮮の核や拉致問題の交渉にあたる。経済・政治担当外務審議官をへて、外務事務次官を2010年に退官し、顧問に就任。現在、大阪大学特任教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2027年度から防衛費をGDPの2%に引き上げることが決定した。防衛費倍増は本当に「しかたない」ことなのか。外交努力によって戦争を回避することはできないのか。現代史における外交努力の歴史と、現場での経験に基づいて語る、現実主義の平和外交論。
要旨 二〇二七年度から、防衛費をGDPの二%に引き上げることが決定した。これまで年間五・五兆円規模であったものが一一兆円を超え、世界第三位の水準となる。一方で、日本の債務残高はGDP比二六〇%という天文学的な数字となっている。防衛費倍増は本当に「しかたない」ことなのか。外交努力によって戦争を回避することはできないのか。「たとえば、外交交渉によりロシアのウクライナ侵攻を止められた可能性もあったのでは」と、米国や中国、北朝鮮と外交交渉を積み重ねてきた著者はいう。現代史における外交努力の歴史と、現場での豊富な経験に基づいて語る、現実主義の平和外交論!
目次 第1章 「平和国家・日本」の終焉;第2章 日本の安全保障・近代史を概観する;第3章 避戦のための外交努力;第4章 戦後の日本の歩み―日本国憲法と日本の防衛戦略;第5章 プーチンの侵略を止める手立てはなかったのか;第6章 勃発した中東危機;第7章 日本にとっての安全保障上の脅威;第8章 日本の安全保障に不可欠な三つの取り組み
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-85658-2   4-569-85658-6
書誌番号 1123008231
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123008231

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 319.1 一般書 予約受取待 - 2075713994 iLisvirtual
公開 319.1 一般書 貸出中 - 2076544584 iLisvirtual