分断の時代をサバイブするために --
有賀誠 /編著, 田上孝一 /編著, 松元雅和 /編著, 伊藤恭彦 /〔ほか著〕   -- 法政大学出版局 -- 2024.2 -- 20cm -- 349,4p

資料詳細

タイトル 普遍主義の可能性 不可能性
副書名 分断の時代をサバイブするために
著者名等 有賀誠 /編著, 田上孝一 /編著, 松元雅和 /編著, 伊藤恭彦 /〔ほか著〕  
出版 法政大学出版局 2024.2
大きさ等 20cm 349,4p
分類 311.1
件名 政治哲学
注記 索引あり
著者紹介 【有賀誠】1960年生。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授。主要業績『ユートピアのアクチュアリティ』(共編著、晃洋書房、2022年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義 伊藤恭彦著. 正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか? 上原賢司著. グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか 施光恒著. パトリオティックな配慮とその限界 松元雅和著. マルクスにおける普遍と特殊 田上孝一著. 共和主義と普遍主義 中村隆志著. 「ヴァナキュラーな価値」の普遍的帰結の可能性、そして現代的課題 松山聡史著. 現代コミュニタリアニズムの普遍性 菊池理夫著. 反普遍主義の政治 轟孝夫著. アイデンティティ政治のパラドクス 有賀誠著. I・M・ヤングにおける「普遍主義」 大場優志著. 法の普遍性への不信 見崎史拓著
要旨 公正な世界の実現にむけた全12章の政治哲学論集!文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。
目次 第1部 グローバル化のなかの普遍主義(「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義―対話するコスモポリタニズムの可能性;正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか?;グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか―新自由主義的な通俗的歴史観を疑う;パトリオティックな配慮とその限界―国際社会における消極的/積極的義務);第2部 西洋/反西洋の思想と普遍主義(マルクスにおける普遍と特殊;共和主義と普遍主義―シティズンシップの領域性の再検討;「ヴァナキュラーな価値」の普遍的帰結の可能性、そして現代的課題);第3部 東洋・日本の思想と普遍主義(現代コミュニタリアニズムの普遍性―西洋の普遍主義と東洋の普遍主義;反普遍主義の政治―ハイデガーと京都学派の場合);第4部 ポストモダン以降の政治と法における普遍主義(アイデンティティ政治のパラドクス―普遍性はどのように回復されるべきか;I.M.ヤングにおける「普遍主義」―「構造」をめぐる議論を「経験」へと開くこと;法の不変性への不信―批判法学とその後続者たちに見る信仰喪失の諸相)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15135-4   4-588-15135-5
書誌番号 1123008464
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123008464

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中央 4階社会科学 Map 311.1 一般書 利用可 - 2076259995 iLisvirtual