子どもへの「寛容」を求めて --
中川明 /著   -- 太郎次郎社エディタス -- 2024.2 -- 22cm -- 318p

資料詳細

タイトル 教育と少年司法を結んだ先にあるもの
副書名 子どもへの「寛容」を求めて
著者名等 中川明 /著  
出版 太郎次郎社エディタス 2024.2
大きさ等 22cm 318p
分類 373.2
件名 子どもの権利に関する条約 , 人権-児童-日本 , 少年法-日本
著者紹介 1941年、新潟県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院修士課程(法理学専攻)修了(1968年)。1970年、弁護士登録(第二東京弁護士会)。北海道大学法学部・同大学院法学研究科教授などを経て、2004-2012年、明治学院大学大学院法務職研究科教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:子どもの権利に関する基本的な考え方. 子どもの権利条約の意義と構造. 子どもの権利条約をどう受けとめるか. 裁判例のなかに子どもの権利条約を読む. 政府報告書の「教育」の分野をどう受けとめるか. 子どもに対する暴力の絶対的で全面的な禁止の実現に向けて. 子どもの意見表明権と表現の自由に関する一考察. 司法と子どもの権利・人権研究の課題. 障害のある子の死亡による損害をめぐる平等と公正について. 法令と条約にいう「能力に応じ」とは. 北の国での山崎恵さんと学生たちとの出会い. 少年法「改正」前夜の一断面をめぐって. 子どもの権利の歴史と“今”. 少年司法と教育法との交錯と連携. 少年事件報道のあり方をめぐって. 親が受容できない子どもとの共存の途. 加害者の心を癒すということ. 「子どもという存在」の不可思議さ. 「無国籍児」の救済と子どもの国籍取得の権利. 外国にルーツをもつ子どもの日本社会への受け入れの緊要性と課題. オーストラリアにおける「多文化共生主義政策」がもたらした「言語に関する国家政策」と州における実践 奥野圭子著. 医療的ケアを要する子どもの就学実現へのサポート. 学校における「子どもの死」〈「指導死」と「事故死」〉について. 「寛容」についての問いなおし
内容紹介 回り道をしながら育つことが困難な時代に、司法は子どもの権利にどうかかわっていくのか。教育は多様性の受容と包摂をどう実現していくのか。多くの憲法訴訟を手がけてきた弁護士による、子どもの権利救済の現場からの考察。
要旨 回り道をしながら育つことが困難な時代に、司法は子どもの権利にどうかかわっていくのか。教育は多様性の受容と包摂をどう実現していくのか。子どもの権利救済の現場からの考察。
目次 1 子どもの人権の課題と子どもの権利条約がめざす救済の地平(子どもの権利に関する基本的な考え方;子どもの権利条約の意義と構造;子どもの権利条約をどう受けとめるか;裁判例のなかに子どもの権利条約を読む;政府報告書の「教育」の分野をどう受けとめるか;子どもに対する暴力の絶対的で全面的な禁止の実現に向けて;子どもの意見表明権と表現の自由に関する一考察);2 子どもの権利救済の具体相と司法と課題(司法と子どもの権利・人権研究の課題;障害のある子の死亡による損害をめぐる平等と公正について;法令と条例のいう「能力に応じ」とは;北の国での山崎恵さんと学生たちとの出会い);3 少年司法の変容とおとな・社会との相剋(少年法「改正」前夜の一断面をめぐって;子どもの権利の歴史と“今”―子どもたちの未来のために;少年事件報道のあり方をめぐって;親が受容できない子どもとの共存の途;加害者の心を癒すということ);4 子どもたちの多様性の受容と包摂をめざして(「子どもという存在」の不可思議さ;「無国籍児」の救済と子どもの国籍取得の権利;外国にルーツをもつ子どもの日本社会への受け入れの緊要性と課題;医療的ケアを要する子どもの就学実現へのサポート;学校における「子どもの死」(「指導死」と「事故死」)について;「寛容」についての問いなおし)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8118-0867-3   4-8118-0867-3
書誌番号 1123008661
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123008661

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