現代人の精神構造 -- ハヤカワ新書 --
熊代亨 /著   -- 早川書房 -- 2024.2 -- 18cm -- 216p

資料詳細

タイトル 人間はどこまで家畜か
副書名 現代人の精神構造
シリーズ名 ハヤカワ新書
著者名等 熊代亨 /著  
出版 早川書房 2024.2
大きさ等 18cm 216p
分類 140
件名 進化心理学
著者紹介 1957年生まれ。精神科医。信州大学医学部卒業。ブログにて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。著書に『何者かになりたい』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 清潔な都市環境、健康と生産性の徹底した管理など、人間の「自己家畜化」を促す文化的な圧力がかつてなく強まる現代。だがそれは疎外をも生み出し、そのひずみは既に「発達障害」や「社交不安症」といった形で表れている。精神科医が現代の人間疎外を論じる。
要旨 自己家畜化とは、イヌやネコのように、人間が生み出した環境のなかで先祖より穏やかに・群れやすく進化していく現象だ。進化生物学の近年の成果によれば人間自身にも自己家畜化が起き、今日の繁栄の生物学的な基盤となっている。だが清潔な都市環境、アンガーマネジメント、健康や生産性の徹底した管理など「家畜人たれ」という文化的な圧力がいよいよ強まる現代社会に、誰もが適応できるわけではない。ひずみは精神疾患の増大として現れており、やがて―。精神科医が見抜いた、新しい人間疎外。
目次 序章 動物としての人間;第1章 自己家畜化とは何か―進化生物学の最前線;第2章 私たちはいつまで野蛮で、いつから文明的なのか―自己家畜化の歴史;第3章 内面化される家畜精神―人生はコスパか?;第4章 「家畜」になれない者たち;第5章 これからの生、これからの家畜人
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-340019-1   4-15-340019-X
書誌番号 1123009757
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123009757

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