英雄像の形成とゆらぎ --
根本敬 /編著, 粕谷祐子 /編著   -- 彩流社 -- 2024.2 -- 19cm -- 337p

資料詳細

タイトル アジアの独裁と「建国の父」
副書名 英雄像の形成とゆらぎ
著者名等 根本敬 /編著, 粕谷祐子 /編著  
出版 彩流社 2024.2
大きさ等 19cm 337p
分類 313.8
件名 独裁政治-歴史 , 独裁者-アジア
著者紹介 【根本敬】1957年生まれ。上智大学名誉教授。専門はビルマ近現代史。主著:『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』(岩波書店)など。ほかに編著・共著多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:権威主義体制における正統性問題と「建国の父」 粕谷祐子著. 中国 毛沢東のふたつの神話 泉谷陽子著. 北朝鮮 金日成 礒﨑敦仁著. ベトナム ホー・チ・ミン 石塚二葉著. ミャンマー アウンサン 根本敬著. カンボジア シハヌーク 新谷春乃著. パキスタン ムハンマド・アリー・ジンナー 井上あえか著. 中央アジア諸国 ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ 宇山智彦著. 韓国 李承晩 磯崎典世著. 台湾 蒋介石 葉亭葶著. インドネシア スカルノ 横山豪志著
内容紹介 権威主義体制のエリートによる正当性訴求手段の一つとしての「建国の父」に注目。そのイメージ、創られた逸話、称揚の諸制度が、本人及びその後の後継エリートによってどのように構築・継承され、変容しているのかをアジア諸国の事例から読み解く。
要旨 毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ―独裁体制を維持するための正統性シンボルに活用されたこれらの「建国の父」像は、各国の体制よってどのように継承され、変容していったのか。
目次 序 権威主義体制における正統性問題と「建国の父」―比較分析試論;第1部 神格化される「建国の父」(中国 毛沢東のふたつの神話―「二万五千里長征」と「抗米援朝」;北朝鮮 金日成―「偉大な首領様」の神話化;ベトナム ホー・チ・ミン―偶像化が進む民族の慈父);第2部 権威主義リーダーの交代と「建国の父」(ミャンマー アウンサン―三二歳で暗殺された指導者の歩みと、独立後の顕彰のゆらぎ;カンボジア シハヌーク―復活を繰り返した長命な「建国の父」;パキスタン ムハンマド・アリー・ジンナー―ムスリムの自由を求めた「建国の父」 ほか);第3部 民主化と「建国の父」(韓国 李承晩―失墜した韓国の「建国の父」;台湾 蒋介石―中華民国在台湾の「建国の父」;インドネシア スカルノ―インドネシアが求めた政治的役割)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2954-4   4-7791-2954-0
書誌番号 1123009970
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123009970

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