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岩波新書 新赤版 --
千葉勝美 /著   -- 岩波書店 -- 2024.2 -- 18cm -- 202p

資料詳細

タイトル 同性婚と司法
シリーズ名 岩波新書 新赤版
著者名等 千葉勝美 /著  
出版 岩波書店 2024.2
大きさ等 18cm 202p
分類 324.62
件名 同性婚-日本 , 憲法-日本
著者紹介 1946年生まれ。1970年東京大学法学部卒業。1982年判事任官後、最高裁判所民事局長兼行政局長、同首席調査官等を歴任。2009年最高裁判所判事。2017年旭日大緩章を受章。現在、弁護士。著書に『違憲審査――その焦点の定め方』(有斐閣)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 同性婚を認めない制度を合憲とするのが現在の判例だが、昨今国内で係属している裁判の一部で、憲法への抵触を宣言するものが出てきている。憲法をどのように解釈すれば同性婚を実現できるのか。元最高裁判事が、同性婚を認めない現行法の憲法適合性を論じる。
要旨 本書は、元最高裁判事の著者が安全圏から一歩踏み出し、「同性婚を認めない法制度は憲法違反か?」という今日の問いに挑む意欲作である。多数派から疎外された少数者を護るのは誰か。司法の役割とは何であるか。性とは、結婚とは、平等とは。「個人の尊厳」とは何か。憲法の精神を生かすも殺すも、法解釈の担い手にかかっている。
目次 第1章 日本における多様性、LGBTQ問題のいま(日本における同性愛・同性婚の歴史;LGBTQ問題の国内外の現状;同性婚の本質と個人の尊厳);第2章 日本の五つの同性婚裁判(法律が憲法に違反するということの意味;ばらばらな五つの地裁の憲法判断 ほか);第3章 米国の積極的司法とその背景(米国連邦最高裁の同性婚認容判決(ヒント(1));積極的司法を後押ししたもの;米国の平等主義革命―米国最高裁のリベラリズム(ヒント(2));米国の積極的司法から学ぶもの);第4章 日本の積極的司法の先例とその背景(定数訴訟(一票の較差訴訟)(ヒント(3));嫡出でない子法定相続分訴訟(ヒント(4)));第5章 同性婚を認めるための二つの憲法解釈の提案(提案その一 同性婚も憲法二四条の婚姻に含まれる;登録パートナーシップ制度のゴールは同性婚か;提案その二 憲法二四条二項の「類推適用」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-432008-1   4-00-432008-9
書誌番号 1123010133

所蔵

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