ヨーロッパ近現代の危機を読み解く -- 明治大学人文科学研究所叢書 --
岡本和子 /編   -- 法政大学出版局 -- 2024.2 -- 19cm -- 386,3p

資料詳細

タイトル 暴力の表象空間
副書名 ヨーロッパ近現代の危機を読み解く
シリーズ名 明治大学人文科学研究所叢書
著者名等 岡本和子 /編  
出版 法政大学出版局 2024.2
大きさ等 19cm 386,3p
分類 361.3
件名 暴力-歴史 , 心像
注記 並列タイトル:Repräsentationsräume der Gewalt
著者紹介 1974年生まれ。明治大学文学部教授。共編著:『ドイツ文学の道しるべ』(ミネルヴァ書房)、共訳:ベンヤミン『ベンヤミン・コレクション 4~7』(筑摩書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:性差と暴力 関修著. 暴力の場としての翻訳 大西雅一郎著. パンデミックとミメーシス的暴力 グンター・ゲバウア著 田島正行訳. 社会的承認論のアクチュアリティ 宮本真也著. ドイツの市民社会と文明化の過程 釜崎太著. ケアにおける贈与と暴力 岩野卓司著. 恐怖とムウサの時間 斉藤毅著. 戦間期ベルリンのメールヒェン 岡本和子著. 暴力と詩的表象 鈴木哲也著
内容紹介 精神分析論、パンデミック危機に伴う暴力を剔出し、社会的承認論、ケアと贈与、サッカーと市民社会をめぐる考察から共同体と暴力との関係を問い直すとともに、大テロル期ソ連、戦間期ベルリン、北アイルランド紛争時代の文学を通じて暴力の根源に迫る。
要旨 暴力に抗うために、それについて語り続けなければならない。精神分析論、翻訳論、パンデミック危機に伴う暴力を剔出し、社会的承認論、ケアと贈与、サッカーと市民社会をめぐる考察から共同体と暴力との関係を問い直すとともに、大テロル期ソ連、戦間期ベルリン、北アイルランド紛争時代の文学を通じて暴力の根源に迫る。現代社会の喫緊の課題を考える手引き書。
目次 第1部 暴力の根源を探る(性差と暴力―精神分析からのUrsprungへの問い;暴力の場としての翻訳―フランツ・ローゼンツヴァイクの翻訳論について;パンデミックとミメーシス的暴力);第2部 暴力との対峙(社会的承認論のアクチュアリティ―制度化された暴力への抵抗の(不)可能性;ドイツの市民社会と文明化の過程―政治と暴力の表象空間としてのサッカー;ケアにおける贈与と暴力);第3部 暴力の記述を読み解く(恐怖とムウサの時間―テロルをめぐるマンデリシタームとアフマートワの詩、およびそのダンテ的いコンテクスト;戦間期ベルリンのメールヒェン―ユーリウス・ベルストル『ベルリン・シュレージェン駅』に描かれた暴力;暴力と詩的表象―シェイマス・ヒーニーと北アイルランド紛争)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-13040-3   4-588-13040-4
書誌番号 1123010621
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123010621

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