稲垣諭 /著   -- 講談社 -- 2024.2 -- 19cm -- 359p

資料詳細

タイトル 「くぐり抜け」の哲学
著者名等 稲垣諭 /著  
出版 講談社 2024.2
大きさ等 19cm 359p
分類 104
件名 哲学
著者紹介 北海道生まれ。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。文学博士。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て、現在、東洋大学文学部哲学科教授。専門は現象学、環境哲学、リハビリテーションの科学哲学。著書に『大丈夫、死ぬには及ばない 今、大学生に何が起きているのか』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 現代社会で暮らす個人として、私たちは「強く」なっているのか、「弱く」なっているのか?「弱い」ことは、果たして「悪い」ことなのか?心のタフネスを問われる現代に放つ、「弱さ」に向き合い生き抜くための哲学的逍遥。
要旨 触れるでも、素通りするでもなく、「くぐり抜け」てみる。現象学から文学、社会学、生物学、人類学、リハビリテーション医療、舞踏、ゲーム・プレイ、男性性―現代社会の諸相に向き合い続けることで浮かび上がる「弱さ」の正体。個の強さが要請される今、他者とかかわり生き抜くための哲学的逍遙。共感とも感情移入とも違う、それは、「他者」を理解するための新しい方法論。
目次 1章 「くらげ」をくぐり抜ける―くらげの現象学(くらげの生にせまる;くぐり抜けの方法論:現象学というアプローチ;手を作ること;くらげの人文学史;踊るくらげと倦怠);2章 「現代社会」をくぐり抜ける―プレイとゲームの哲学(至高性のない世界へ;民主主義の他者をくぐり抜ける;傷つきしものはゲームを愛する;「人間のふるさと」へ向かって);3章 「男性性」をくぐり抜ける―新しい人間のふるさとへ(ゲームに傷つけられる;(再)プレイとゲームの哲学;共感できないものに近づく;マイクロ・カインドネスを信じる)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-534594-8   4-06-534594-4
書誌番号 1123011497
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123011497

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中央 5階人文科学 104 一般書 予約受取待 - 2076688039 iLisvirtual