近代の書物をめぐる実践 --
新藤雄介 /著   -- 人文書院 -- 2024.2 -- 20cm -- 400p

資料詳細

タイトル 読書装置と知のメディア史
副書名 近代の書物をめぐる実践
著者名等 新藤雄介 /著  
出版 人文書院 2024.2
大きさ等 20cm 400p
分類 019.021
件名 読書-日本-歴史-1868~1945 , 図書館-日本-歴史-1868~1945
注記 文献あり
著者紹介 1983年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。博士(社会情報学)。現在、福島大学行政政策学類に勤務。専門は、メディア史、社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:問題の所在と本研究の方法. 明治民権運動における声と活字と書籍館. 明治後期の巡回文庫と地域組織. 大正期における文庫の遍在. 大正期における図書館の爆発的増加. 大正期におけるパンフレット出版と社会主義知識の大衆的浸透. 昭和初期の社会運動と読書会・研究会. 戦時下の読書運動と読書会. 読書装置と書物をめぐる実践の構図
内容紹介 明治から昭和戦前まで「読書」は、人々の知の伝達にどのような影響をもたらしたのか。書物をめぐる様々な行為と、これまで周縁化されてきた読書装置との関係を分析し、書物と人々の歴史に新たな視座を与える。
要旨 明治から昭和戦前まで「読書」は、人々の知の伝達にどのような影響をもたらしたのか。また、読まないが知っているという「潜在的読書」の存在をどう理解するべきか。それは「書物―読む」という特権的な関係性を解除することで可能となる。書物をめぐる様々な行為と、これまで周縁化されてきた読書装置との関係を分析し、書物と人々の歴史に新たな視座を与える力作。
目次 問題の所在と本研究の方法;第1部 読書装置の黎明(明治民権運動における声と活字と書籍館―集会条例による政治/学術の区分の発生とその内外領域;明治後期の巡回文庫と地域組織―図書閲覧所から巡回文庫へ);第2部 読書装置の普及(大正期における文庫の遍在―蔵書の多様化する形態と施設;大正期における図書館の爆発的増加―簡易図書館と小学校と地域組織);第3部 蔵書なき読書装置の普及(大正期におけるパンフレット出版と社会主義知識の大衆的浸透―社会運動における学習会・研究会;昭和初期の社会運動と読書会・研究会;戦時下の読書運動と読書会);読書装置と書物をめぐる実践の構図
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24162-2   4-409-24162-1
書誌番号 1123011572
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123011572

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 019.0 一般書 貸出中 - 2076624731 iLisvirtual