大モンゴル以前 --
古松崇志 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2024.2 -- 22cm -- 765,54p

資料詳細

タイトル ユーラシア東方の多極共存時代
副書名 大モンゴル以前
著者名等 古松崇志 /著  
出版 名古屋大学出版会 2024.2
大きさ等 22cm 765,54p
分類 222.052
件名 中国-歴史-遼 , 中国-歴史-宋時代-北宋 , 中国-歴史-金
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年生まれ。1997年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。1999年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。岡山大学社会文化科学研究科准教授などを経て、現在、京都大学人文科学研究所教授、博士(文学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ユーラシア東方の多極共存時代とは何か. 契丹・北宋間の澶淵体制と国境. 契丹・北宋間における外交文書としての牒. 契丹・北宋間の国信使と儀礼. 金・北宋間の同盟をめぐって. 金国の正旦・聖節の儀礼と外国使節. 契丹の王権儀礼と信仰. 契丹皇帝の喪葬儀礼. 慶州白塔建立の謎をさぐる. 法均と燕京馬鞍山の菩薩戒壇. 金国の祭天儀礼. 金国の祖先祭祀. 女真開国伝説の形成. 脩端「辯遼宋金正統」をめぐって. 一〇~一三世紀のユーラシア東方史
要旨 遊牧王朝と中国王朝、なぜ数百年間も併存できたのか。モンゴル帝国による統合以前のユーラシア東方では、複数の国家が並び立っていた。契丹(遼)と北宋の盟約による「澶淵体制」、さらには金(女真)の時代の国際関係に焦点を当て、考古資料も活用しつつ、外交・儀礼・信仰から歴史編纂まで東洋史・中国史像を刷新する。
目次 ユーラシア東方の多極共存時代とは何か;第1部 一〇〜一三世紀のユーラシア東方における王朝間関係(契丹・北宋間の澶淵体制と国境;契丹・北宋間における外交文書としての牒;契丹・北宋間の国信使と儀礼;金・北宋間の同盟をめぐって―外交交渉と儀礼を中心に;金国の正旦・聖節の儀礼と外国使節);第2部 契丹・金の儀礼と信仰(契丹の王権儀礼と信仰―即位儀礼・天地祭祀・喪葬儀礼をめぐって;契丹皇帝の喪葬儀礼―聖宗文殊奴の喪葬儀礼と慶陵埋葬を中心に;慶州白塔建立の謎をさぐる―契丹皇太后・皇帝の仏教信仰;法均と燕京馬鞍山の菩薩戒壇―契丹における菩薩戒の流行;金国の祭天儀礼―拝天と郊祀をめぐって;金国の祖先祭祀―御容祭祀と宗廟);第3部 多極共存時代の歴史編纂(女真開国伝説の形成―『金史』世紀をめぐって;脩端「辯遼宋金正統」をめぐって―元代における『遼史』『金史』『宋史』三史編纂の過程);一〇〜一三世紀のユーラシア東方史―時代史の概観
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1150-1   4-8158-1150-4
書誌番号 1123012720

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 4 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 222.0 一般書 貸出中 - 2076281010 iLisvirtual