日常生活からみた第三帝国 -- ちくま学芸文庫 --
山本秀行 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.3 -- 15cm -- 412p

資料詳細

タイトル ナチズムの記憶
副書名 日常生活からみた第三帝国
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 山本秀行 /著  
出版 筑摩書房 2024.3
大きさ等 15cm 412p
分類 234.074
件名 ドイツ-歴史-1933~1945 , ナチス
注記 山川出版社 1995年刊の再刊
注記 文献あり 索引あり
内容紹介 普通の人びとはナチズムをどのように受け止めたか。農村ケルレと炭鉱町ホーホラルマルクでのインタヴュー資料を中心に、子どもや女性に至るまでが、徐々にナチ体制に統合されていった道程をあばきだし、現代に警鐘を鳴らす1冊。
要旨 第三帝国といえば、ゲシュタポの監視のもと恐怖と暴力で国民を支配したイメージがある。しかし、当時を回想する住民証言から現れるのは、ナチズムへの不満や批判ではなく、むしろ正反対の「ナチスの時代はよい時代だった」という記憶だ。ごく平凡な普通の人びとが、ナチズムとは一定の距離をおきながらも、非政治的領域のルートを通じ、政策を支持するようになる。農村ケルレと炭鉱町ホーホラルマルクという、二つの地域での詳細なインタヴュー資料を中心に、子どもや女性までもが、徐々にナチ体制に統合されていった道程をあばきだし、現代のわれわれにも警鐘を鳴らす一冊。
目次 第1章 褐色の農村と赤い炭鉱町(褐色の農村―ケルレ村;すっきりしない状況の成立;赤い炭鉱―ホーホラルマルク;悪い時代のはじまり);第2章 ヒトラーが政権についたとき(ナチスは外からやってきた;全体としては、がまんできた;たいしたことはなく、なにもおきなかった;もう他人を信用できなくなった);第3章 民族共同体の夢と現実(記憶に残らない不満と批判;いい時代だった;行ったこともない旅行の記憶;たいていの家でもめごとがおきた;ハンチングはタブーだった);第4章 ユダヤ人、戦争、外国人労働者(内に向けて発動される人種主義;もったいないという反応;戦争さえなければよかったのに;いまでもそのことを恥ずかしく思う)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51235-2   4-480-51235-7
書誌番号 1123013766
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123013766

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