沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ --
廣本由香 /著   -- 新泉社 -- 2024.2 -- 20cm -- 333,21p

資料詳細

タイトル パインと移民
副書名 沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ
著者名等 廣本由香 /著  
出版 新泉社 2024.2
大きさ等 20cm 333,21p
分類 334.4224
件名 移民・植民(台湾)-沖縄県-歴史 , パイナップル-栽培-沖縄県-歴史 , 石垣島
注記 文献あり
著者紹介 福島大学行政政策学類准教授。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は環境社会学、地域環境論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 石垣島では戦前から移民によるパイナップルの加工産業が栄えた。その後生果生産へ価値転換を図り、品質の優れた地域資源として根付くようになる。多層的な「植民地化」のもとで社会的承認を獲得してきた移民1世、2世たちの苦闘の生活史と社会史を跡づける。
要旨 石垣島では戦前から台湾などの移民がパイナップル生産に取り組み、缶詰の加工産業が栄え、地域経済を支える基幹産業へと成長を遂げた。貿易自由化等の影響でパイン加工産業が斜陽化していくと、生産者たちは試行錯誤を重ね、生果生産へ価値転換を図り、品質の優れた地域資源として根付くようになる。多層的な「植民地化」のもとで社会的承認を獲得してきた移民1世、2世たちの苦闘の生活史と社会史を跡づける。
目次 第1章 「植民地化」と「土着化」―なぜパインは原料から地域資源へと転換したのか;第2章 モノと人の関係と生活環境史―トータルな生活世界を見つめる;第3章 「中心」と「周辺」の入れ子構造―なぜパイン生産地は条件不利地域なのか;第4章 パイン産業と台湾系移民―パイン生産の草創から再生、興隆まで;第5章 パイン産業の斜陽化―モノカルチャー農業の「匿名性」;第6章 パイン産業の終焉と生産者の価値転換―「おいしさ」と「固有性」の創出;終章 パインと移民の社会的承認―「土着化」への転換過程における「承認をめぐる闘争」
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-2304-8   4-7877-2304-9
書誌番号 1123013992
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123013992

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 334.4 一般書 貸出中 - 2076273432 iLisvirtual
鶴見 公開 334 一般書 予約受取待 - 2076674437 iLisvirtual