具慧原 /著   -- 水声社 -- 2024.3 -- 22cm -- 371p

資料詳細

タイトル 小津安二郎はなぜ「日本的」なのか
著者名等 具慧原 /著  
出版 水声社 2024.3
大きさ等 22cm 371p
分類 778.21
個人件名 小津安二郎
注記 文献あり
著者紹介 1988年、韓国の釜山に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、釜山大学映画研究所専任研究員(韓国研究財団人文社会学術研究教授A)。専攻、映画研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 しばしば日本映画は「日本的」と安易に形容される。しかしこの「日本的」という形容は一体いかなる意味を持つのか。小津映画を観測点として、「日本的なもの」という概念が編成されつつ変容していく過程のダイナミズムを明らかにする。
要旨 小津の作品につきまとう「日本的」という形容詞は、いったいいつ、誰によって、どのような意図で発せられたのか。作品をめぐる国内外の言説を精査することで、「日本的なもの」の多重性を明らかにし、その核心に迫る。
目次 第1部 「日本的なもの」の形成―一九二〇年代後半から一九四〇年代前半まで(「日本的」映画の成立と小津映画の役割―一九二〇年代後半から一九三五年まで;「伝統的なもの」から「日本人らしさ」へ―一九三五年から終戦まで);第2部 戦後の議論―敗戦から一九六三年まで(「最も日本的な監督」としての定着―終戦から一九五五年まで;「古い伝統」の象徴的存在―一九五六年から一九六三年まで);第3部 ローカルな議論を越えて―一九七〇年代から一九八〇年代(一九七〇年代のアメリカにおける文化論的解釈;一九八〇年代における「日本的なもの」の転覆)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0799-4   4-8010-0799-6
書誌番号 1123015342
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123015342

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