失われゆく身体技法 -- 光文社新書 --
三砂ちづる /著   -- 光文社 -- 2024.3 -- 18cm -- 252p

資料詳細

タイトル 頭上運搬を追って
副書名 失われゆく身体技法
シリーズ名 光文社新書
著者名等 三砂ちづる /著  
出版 光文社 2024.3
大きさ等 18cm 252p
分類 382
件名 風俗・習慣-歴史
著者紹介 1958年山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学、神戸大学経済学部(第二課程)卒業、琉球大学大学院保健学研究科修士課程修了。1999年ロンドン大学PhD(疫学)。ロンドン大学衛生熱帯医学院研究員、JICA疫学専門家として疫学研究、国際協力活動に携わる。ブラジルで約10年間暮らした後、帰国。2001年より国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)疫学部に勤務。2004年より津田塾大学学芸学部教授。2024年3月に退職し、八重山で女性民俗文化研究所主宰。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 今の日本では、ほぼ失われつつある身体技法「頭上運搬」。ある身体技法ができる、ということはどういうことか。なぜできるようになるのか、なぜできなくなるのか。沖縄や伊豆諸島をはじめ日本各地や海外に頭上運搬の記憶と痕跡を訪ねる1冊。
要旨 今の日本では、ほぼ失われつつある身体技法「頭上運搬」。かつては日本各地で行なわれており、高齢の方の中にはその記憶をとどめている人もいる。経験した方は、「誰でもできた」「やろうと思えばできる」と言う。しかし、他の身体技法や知恵と呼ばれるものと同様、その経験が三世代も途切れると、後の世代には想像もつかないものとなる。ある身体技法ができる、ということはどういうことか。なぜできるようになるのか、なぜできなくなるのか。それをしていた頃としなくなってからの、自らの身体への理解や意識に差はあるのか。本書では、沖縄や伊豆諸島をはじめ日本各地や海外に頭上運搬の記憶と痕跡を訪ねる。話題は生活と労働を支えていた身体技法へと広がる。
目次 1 失われゆく身体技法(三世代―知恵は見事に消える;「意識」する;アフリカ研究者たち ほか);2 頭上運搬の記憶をたずねて(昔々あるところに…;箱枕とインボンジリ;ついぼ ほか);3 生活と労働を支えた身体性(「センター」は体のどこに?―頭上運搬の美しさの秘密;生活を支える身体の使い方、生活を支える運動;敬意と頭上運搬―高く、美しく運ぶやり方 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-10252-4   4-334-10252-2
書誌番号 1123016177
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123016177

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