井沢元彦 /著   -- PHP研究所 -- 2024.4 -- 19cm -- 194p

資料詳細

タイトル 紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか
著者名等 井沢元彦 /著  
出版 PHP研究所 2024.4
大きさ等 19cm 194p
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
著者紹介 作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局の記者時代に『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する。著書に「逆説の日本史」シリーズ(小学館)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 藤原氏全盛の時代に藤原氏を敵役(左大臣家)として描く『源氏物語』はなぜ書かれたのか。歴史学者たちのこれまでの研究を“ニセモノの日本史”として、『源氏物語』の不可解な謎と描かれた目的に迫っていく。
要旨 栄華を極めた道長は何を恐れたのか。光源氏が賜姓源氏でなければならなかった理由。なぜ実在の冷泉帝と同名の天皇が物語に登場するのか。光源氏が准太上天皇という最高位まで昇り詰める理由。『源氏物語』と『平家物語』の共通点。『源氏物語』のストーリーは、明確な目的があって描かれている!
目次 第1章 道長はなぜ『源氏物語』を必要としたのか(他氏排斥で成立した藤原摂関家の二百数十年;皇太子を退かせ、天皇に退位を迫る藤原氏 ほか);第2章 奈良時代から続く藤原氏の政治手法(一大勢力となった嵯峨源氏;良房が「天皇代理」になれた裏事情 ほか);第3章 『源氏物語』の不可解な謎(不遇な十代を過ごした紫式部;一条天皇への特別な献上品だった『源氏物語』 ほか);第4章 物語文学は怨霊信仰が生み出した(『古今和歌集』編纂の真の意図とは;六歌仙に日本一の美男美女がいる理由 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-85669-8   4-569-85669-1
書誌番号 1123016211

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 15 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 913.3 一般書 貸出中 - 2076278361 iLisvirtual