「終末期明晰」から読み解く生と死とそのはざま --
アレクサンダー・バティアーニ /著, 三輪美矢子 /訳   -- KADOKAWA -- 2024.3 -- 19cm -- 364p

資料詳細

タイトル 死の前、「意識がはっきりする時間」の謎にせまる
副書名 「終末期明晰」から読み解く生と死とそのはざま
著者名等 アレクサンダー・バティアーニ /著, 三輪美矢子 /訳  
出版 KADOKAWA 2024.3
大きさ等 19cm 364p
分類 490.14
件名 生死 , 意識
注記 原タイトル:Threshold
注記 文献あり
著者紹介 【アレクサンダー・バティアーニ】博士。ブダペスト、パズマニー・ペーテルカトリック大学の理論心理学および人格主義研究研究所所長。ウィーンのヴィクトール・フランクル研究所所長。また、モスクワ精神分析研究所の客員教授として実存的心理療法を教える。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 亡くなる前、まともに話すこともできなかった人が、家族や知人を認識し、思い出や感情を語り出すなど、死の前にときたま起こる、奇跡のような瞬間。「終末期明晰」と呼ばれるそうした不思議な現象について、科学的な視点から説明を試みていく1冊。
要旨 子どもや伴侶の顔を忘れる。自分の名前も忘れる。昨日のことも覚えていない―。認知症やその他の病気による脳への不可逆的なダメージを負った人が、ある日突然ふつうに話し始める。まるで「昔のあの人」が帰ってきたかのように。これまでほとんど研究されてこなかった、しかしたしかに多くの報告があるこの現象「終末期明晰」は、いったい何を意味しているのだろうか。本書は科学に根ざして書かれながら、自己や魂についての哲学的な問いへと読者を誘う。
目次 第1部 「だれか」であることについて(「だれか」であり、「やがて死を迎える」ことについて;死と病、そして「わたしたちは何者か」をめぐる問い;自己の回復;ことの始まり);第2部 終末期明晰(実態解明に向けて―パイロット調査とその影響;「話しがしたい」―思わぬものを目撃した人々の孤独;網を投じる;目撃者の証言);第3部 死ぬときの心、遍在する心(白いカラス;極限状態の心と脳;死ぬときの心;死の間際の知覚;死の間際の心と記憶と視覚;臨死体験と終末期明晰を関連づける;よりよく理解する);第4部 人格、死、意味(保護された自己;なぜそれが重要なのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-606720-3   4-04-606720-9
書誌番号 1123016225

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 7 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 490.1 一般書 貸出中 - 2076301215 iLisvirtual