神話叢書 --
木村武史 /編著   -- 晶文社 -- 2024.3 -- 19cm -- 449p

資料詳細

タイトル 死の神話学
シリーズ名 神話叢書
著者名等 木村武史 /編著  
出版 晶文社 2024.3
大きさ等 19cm 449p
分類 164
件名 神話 , 生死-文学上
注記 並列タイトル:Mythology of Death
著者紹介 1962年生まれ。筑波大学人文社会系教授。1998年、シカゴ大学大学院神学校宗教学専攻修了、Ph.D.。専門は宗教学。主な著作に『北米先住民族の宗教と神話の世界』(筑波大学出版会、2022年)、編著『性愛と暴力の神話学』(晶文社、2022年)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界 山本孟著. 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働 田澤恵子著. 聖書は死の起源についての神話を語るのか? 岩嵜大悟著. 雲南少数民族の死の起源神話 斧原孝守著. 最初の死 石川巌著. 不死なる神ヴィシュヌの化身神話 大木舞著. 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」 二宮文子著. 生と死のはざまを「生きる」 黒田賢治著. インドネシア 内海敦子著. アボリジニの死の概念と神話 窪田幸子著. 死すべき人間と不死の神々 松村一男著. 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる〈神話的な死〉 植朗子著. メソアメリカの《死と生の旅》の神話 岩崎賢著. 北米先住民宗教における死の神話 木村武史著
内容紹介 神話研究の中心であった「死の起源神話」問題だけでなく、「死」を広く捉え、死の神話・死の象徴に関わる表象を分析した論集。あまり触れられない地域の神話・伝承を取り上げ、現代に関する事象も含めて、「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。
要旨 本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、われわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。
目次 第1章 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界(山本孟);第2章 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働(田澤恵子);第3章 聖書は死の起源についての神話を語るのか?―ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして(岩嵜大悟);第4章 雲南少数民族の死の起源神話―月蝕・脱皮・葬礼(斧原孝守);第5章 最初の死―古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源(石川巌);第6章 不死なる神ヴィシュヌの化身神話―人獅子と魔物の物語(大木舞);第7章 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」(二宮文子);第8章 生と死のはざまを「生きる」―現代イランの「殉教者の奇跡」(黒田賢治);第9章 インドネシア―死と天界と生まれ変わり(内海敦子);第10章 アボリジニの死の概念と神話―北東アーネムランドのソングライン(窪田幸子);第11章 死すべき人間と不死の神々―古代ギリシアの聖なる食物と飲料(松村一男);第12章 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる“神話的な死”(植朗子);第13章 メソアメリカの“死と生の旅”の神話―一六世紀メキシコの史料『第二クアウティンチャン絵図』より(岩崎賢);第14章 北米先住民宗教における死の神話(木村武史)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7415-0   4-7949-7415-9
書誌番号 1123016330

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