記憶が歴史に変わるとき --
山内明美 /著   -- 青土社 -- 2024.3 -- 19cm -- 288p

資料詳細

タイトル 痛みの〈東北〉論
副書名 記憶が歴史に変わるとき
著者名等 山内明美 /著  
出版 青土社 2024.3
大きさ等 19cm 288p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原発事故(2011)
著者紹介 1976年、宮城県南三陸町生まれ。宮城教育大学教育学部准教授。専攻は歴史社会学、社会思想史。著書に『こども東北学』(イースト・プレス)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「東北」から紡がれる問いは、災害と共に生活を送る人々と暮らしの実践をもって思考するものである。南三陸に生き、石牟礼道子らの声を聞き、差別や痛みに向き合いながら、震災後を生きのびるひとびとのなかに分け入って、震災直後から今日に至る軌跡を綴る。
要旨 三陸の漁師たちの声、「外国人花嫁」たちの声、そして石牟礼道子や宮沢賢治、森崎和江らの声が響き合い、時空を超えて“東北”の実相を浮かび上がらせる。東日本大震災の直後から今に至る軌跡が綴られる、歴史の声のかたち。
目次 南三陸“感情島”;南三陸“感情島”―海と生きる;“東北”が、はじまりの場所になればいい;ポスト311課題先進地から考える、もうひとつの社会構想;水俣を継承する“東北”へ;“転生”するブドリ;生産ナショナリズム以後と“呪われた部分”;精神の離散と祈り;苦海浄土と三月一一日の祈り;自感する宇宙;明日なき“世界”―つぎつぎとなりゆく犠牲;東日本大震災からの一〇年目 そして、関東大震災から九八年目に;共時的記憶の“世界”;女性視点から考える“三陸世界”;“三陸世界”に生きるということを学ぶ;日本型複合差別‐試論―核をめぐるインターセクショナリティ;無名の思想―森崎和江のさいはて;水俣病事件一〇〇年目に、“東北”から
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7636-8   4-7917-7636-4
書誌番号 1123016942
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123016942

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中央 4階社会科学 369.31/ヤ 一般書 貸出中 - 2076436455 iLisvirtual