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【図書】 問いとしての尊厳概念

加藤泰史 ／編   -- 法政大学出版局 -- ２０２４．３ -- ２２ｃｍ -- ５６３，４ｐ

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タイトル 問いとしての尊厳概念
著者名等 加藤泰史 ／編  
出版 法政大学出版局 ２０２４．３
大きさ等 ２２ｃｍ ５６３，４ｐ
分類 490.15
件名 生命倫理
著者紹介 １９５６年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。哲学・倫理学。著作に『人文学・社会科学の社会的インパクト』（共編著、法政大学出版局、２０２３年）ほか。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：看護倫理学と「高齢者の尊厳」の問題・序説　加藤泰史著．　批判の根拠　ライナー・フォアスト著　桐原隆弘訳．　尊厳へのケイパビリティと公共的相互性　後藤玲子著．　人間の尊厳はくるむようにして守られる　品川哲彦著．　「尊厳」概念の不確定性をめぐって　宇佐美公生著．　被造物の尊厳　岩佐宣明著．　尊厳の崇高論　高木駿著．　プラトンにおける「魂の尊厳」　齊藤安潔著．　カントにおける尊厳と教育　ヨハネス・ギージンガー著　柳橋晃訳　片山勝茂訳．　ハイデガーは人間にいかなる尊厳を見出しているのか？　森永駿著．　人間の尊厳とは、権利をもつ権利である　クリストフ・エンダース著　吉田量彦訳．　一九四五年以後の人間の尊厳　アルント・ポルマン著　吉田量彦訳．　生まれてこないものの尊厳　前川健一著．　グローバル化萌芽期における霊魂の不滅に関する言説をめぐって　武田祐樹著．　日本の近代化における女性の尊厳意識への目覚め　上原麻有子著．　関係概念としての〈尊厳〉　ギブソン松井佳子著．　春秋学の微辞と中華の復興　小島毅著．　儒教的表現意識と個の表白　牧角悦子著．　中国古典哲学における人間の尊厳の観念　張千帆著　高畑祐人訳．　オスマン社会における「尊厳」　小松香織著
内容紹介 高齢者やジェンダーなどの社会問題から、人権、正義、プラトンなどの哲学における概念の再構築、儒教、仏教、イスラーム、そして文学や動植物ら被造物の「尊厳」を論じる。問いを新たに惹起して諸問題の議論を継続する「問いとしての尊厳概念」を創出する。
要旨 「尊厳ある社会」の構築に向けて。高齢者やジェンダーなどの社会問題から、人権、正義、法、プラトンやハイデガーなどの哲学における概念の再構築、儒教、仏教、イスラーム、そして文学や動植物ら被造物の「尊厳」を論じる。様々な問いを新たに惹起して諸問題の議論を継続する「問いとしての尊厳概念」を創出する。
目次 第１部　原理的考察（看護倫理学と「高齢者の尊厳」の問題・序説；批判の根拠―社会的正当化秩序における人権概念について；尊厳へのケイパビリティと公共的相互性　ほか）；第２部　欧米圏の概念史的考察（プラトンにおける「魂の尊厳」；カントにおける尊厳と教育；ハイデガーは人間にいかなる尊厳を見出しているのか？　ほか）；第３部　非欧米圏の概念史的考察（生まれてこないものの尊厳―仏教と反出生主義；グローバル化萌芽期における霊魂の不滅に関する言説をめぐって；日本の近代化における女性の尊厳意識への目覚め　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15137-8　　 4-588-15137-1
書誌番号 1123017421
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123017421

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