流通・受容・領有 -- 神奈川大学人文学研究叢書 --
松本和也 /編   -- 水声社 -- 2024.3 -- 22cm -- 229p

資料詳細

タイトル 翻訳としての文学
副書名 流通・受容・領有
シリーズ名 神奈川大学人文学研究叢書
著者名等 松本和也 /編  
出版 水声社 2024.3
大きさ等 22cm 229p
分類 904
件名 翻訳文学
著者紹介 1974年、茨城県に生まれる。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専攻、日本近代文学・演劇・美術。現在、神奈川大学国際日本学部教授。主な著書に『太宰治の小説表現』(パブリック・ブレイン、2022年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序 松本和也著. ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論 古屋耕平著. 十九世紀フランス詩の日本における受容 岡部杏子著. 一九一七年、近代日本文学の翻訳事件 吉田遼人著. 同時代小説としての中国文学と創作における日本語 中村みどり著. 佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』 山本亮介著. フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説 松本和也著
内容紹介 「書かれた言葉を読む」とはどのような営為なのか。そして異なる時代、地域、テーマの交錯点となった言語は、いかに翻訳、受容され、どのように敷衍されたのか。各国の近代文学を手がかりに翻訳としての文学の係争的な局面を描いた6本の研究論文を収載する。
要旨 「書かれた言葉を読む」とはどのような営為なのか。異なる時代、地域、テーマの交錯点となった言語は、いかに翻訳、受容され、時の読者にどのように敷衍されていったのか―。日本、フランス、アメリカ、中国など各国の近代文学を手がかりに考察する。
目次 序―書かれた言葉を読む;ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論―ゲーテの影響を中心に;十九世紀フランス詩の日本における受容―マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの場合;一九一七年、近代日本文学の翻訳事件―その輪郭と時代性;同時代小説としての中国文学と創作における日本語―『改造』「現代支那号」(一九二六年七月)について;佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』―戦時下日本文学翻訳の一面;フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0798-7   4-8010-0798-8
書誌番号 1123017444
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123017444

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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