モロッコ・スペイン領セウタの国家管理下の「密輸」 --
石灘早紀 /著   -- 白水社 -- 2024.4 -- 20cm -- 232,24p

資料詳細

タイトル 運び屋として生きる
副書名 モロッコ・スペイン領セウタの国家管理下の「密輸」
著者名等 石灘早紀 /著  
出版 白水社 2024.4
大きさ等 20cm 232,24p
分類 319.434036
件名 モロッコ-外国関係-スペイン , 密貿易
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1990年生まれ。2021年、一橋大学大学院社会学研究科修了(修士・社会学)。専攻は国際社会学、モロッコ・スペイン領セウタ研究。毎日新聞社記者、在モロッコ日本国大使館派遣員を経て、現在、国際開発コンサルティング会社勤務。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 モロッコ北部のスペイン領(飛び地)セウタの国境地帯では関税は逃れているが、容認・管理された越境貿易の一種として「密輸」が行われていた。女性主体の運び屋や従事者の暮らしを中心に、その営みとそれを生んだ社会構造を実地調査とインタビューから描く。
要旨 ルールのある密輸行為という矛盾。逆に言えば、ある一定のルールのもとで、「密輸」が認められたとも言えるのではないか。これが「密輸」の特異性であり、ほかの密輸行為と区別して括弧書きで表すいちばんの理由だ。それでは、なぜそのような特異性が生まれたのか。調べていくなかで、その背景にはモロッコやスペインの抱える歴史的、社会的、経済的、政治的、外交的問題が密接にからみ合っていることがわかってきた。
目次 序章 「密輸」を研究する;第1章 二人の王様にとっての爆弾;第2章 容認された「密輸」;第3章 管理するスペイン;第4章 「密輸」に依存する町;第5章 根絶をめざすモロッコ;終章 運び屋として生きること
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09278-1   4-560-09278-8
書誌番号 1124000122

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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