訳し上げと順送りの史的研究 --
水野的 /著   -- 法政大学出版局 -- 2024.3 -- 22cm -- 644p

資料詳細

タイトル 日本人は英語をどう訳してきたか
副書名 訳し上げと順送りの史的研究
著者名等 水野的 /著  
出版 法政大学出版局 2024.3
大きさ等 22cm 644p
分類 801.7
件名 翻訳-歴史 , 英語-和訳
注記 並列タイトル:How have the Japanese translated English?
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年いわき市生まれ。1972年東京外国語大学ポルトガル=ブラジル語学科卒。(株)医学書院勤務。1988年より放送通訳と会議通訳に携わる。2002年から2007年まで立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授。2011年より2017年まで青山学院大学文学部英米文学科教授。元日本通訳翻訳学会会長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 日本通訳翻訳学会の元会長による圧倒的ライフワーク、ついに刊行!幕末・明治以降、近代日本の英語翻訳規範はどのように形成され、訳出の技法はどう展開してきたのか。読み手に負担を強いる「訳し上げ」規範の圧倒的優位に対抗すべく打ち出されてきた「順送りの訳」の有効性を、800点を超える英語翻訳研究書や手引き書を批判的・網羅的に分析することで明確に打ち出し、議論に終止符を打つ画期の書。
目次 第1章 翻訳調をめぐって―柳父章と山岡洋一が遺したもの(柳父章の「翻訳調」批判;山岡洋一の「翻訳調」批判;山岡洋一と順送りの訳);第2章 順送りの訳と情報構造(情報構造・談話構造・作動記憶;情報構造の主要な概念 ほか);第3章 英語訳読史の展開―訳し上げと順送りの訳の系譜(前史;初期の英語の訳読法―幕末から明治末まで ほか);第4章 翻訳者・通訳者たちの順送りの訳(翻訳者たちの順送りの訳;通訳者たちの順送りの訳);第5章 訳読の方法と課題―ミル『自由論』の翻訳を例に(ミル『自由論』(J.S.Mill:On Liberty)の邦訳;例文1;例文2)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-44506-4   4-588-44506-5
書誌番号 1124000229

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 801.7 一般書 利用可 - 2076290515 iLisvirtual