平川信幸 /著   -- 思文閣出版 -- 2024.2 -- 27cm -- 239,10p 図版28p

資料詳細

タイトル 琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開
著者名等 平川信幸 /著  
出版 思文閣出版 2024.2
大きさ等 27cm 239,10p 図版28p
分類 721.02
件名 肖像画-沖縄県-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 沖縄県出身、1976年生れ。別府大学文学研究科博士課程前期文化財学専攻修了。沖縄県立芸術大学博士課程後期修了、博士(芸術学)。専門は琉球・沖縄絵画史。特に図像分析をテーマとしている。2023年から沖縄県立博物館・美術館主任学芸員。共著に『古地図で楽しむ首里・那覇』(風媒社・2022年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 御後絵の歴史と戦前の保管をめぐる経緯について. 北東アジアにおける御後絵の図像的特徴. 御後絵の国王衣装の考察. 御後絵の家臣団について. 御後絵に描かれた家具および道具類について. 『程順則画像』について. 『喜久村絜聡(片目地頭代)画像』について. 首里士族の肖像画の成立と展開. 終章
内容紹介 琉球国王の肖像画である御後絵と中国や日本、韓国など東アジア諸国の帝王像を比較し、その図像の意味を考察。琉球王国時代のイメージの世界を読み解いていくとともに、独自に展開していった経緯を明らかにしていく。
要旨 琉球絵画は、その歴史と同じように独自の輝きを放っていたが沖縄戦によって多くの作品が失われた。今日、残されている琉球絵画の作品は、日本や中国、韓国など東アジア諸国との交流の中で展開した作品群の一角でしかない。その研究は、辛うじて残った断片を手掛かりに、作品の存在を証明していくことから始めなければならないのである。本書は、琉球絵画の中でも、国王の肖像画「御後絵」や『片目地頭代(喜久村絜聡)画像』など数々の名作が描かれた肖像画に焦点をあて、現存する作品だけでなく戦前に撮影されたガラス乾板や豊富な文献資料によって、その描写的特徴や様式の変遷などの考察を行った、琉球絵画史上初の体系的叙述である。
目次 序章;第1章 御後絵の歴史と戦前の保管をめぐる経緯について;第2章 北東アジアにおける御後絵の図像的特徴;第3章 御後絵の国王衣装の考察;第4章 御後絵の家臣団について;第5章 御後絵に描かれた家具および道具類について;第6章 『程順則画像』について;第7章 『喜久村絜聡(片目地頭代)画像』について;第8章 首里士族の肖像画の成立と展開;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-2076-2   4-7842-2076-3
書誌番号 1124000739
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124000739

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