文化施設がつくる交響圏 --
佐々木秀彦 /著   -- みすず書房 -- 2024.3 -- 20cm -- 593,65p

資料詳細

タイトル 文化的コモンズ
副書名 文化施設がつくる交響圏
著者名等 佐々木秀彦 /著  
出版 みすず書房 2024.3
大きさ等 20cm 593,65p
分類 379.2
件名 社会教育施設-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年東京都生まれ。アーツカウンシル東京企画部企画課長。専門は文化施設論、文化資源論、東京外国語大学卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了。江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都美術館の学芸員を経て現職。著書に『コミュニティ・ミュージアムへ』(岩波書店、2013年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文化施設を拠点に形成される「文化的コモンズ」の姿を本格的に論じる試論。日本の文化施設の成り立ちをふりかえり、役割や意義を論述するとともに、過去の例に学び、成功例を示し、新たなパースペクティブを得ることをめざす。
要旨 成熟期にあるこれからの日本では、博物館や美術館はもとより、図書館、劇場・ホール、公民館、福祉施設、教育施設、アートプロジェクトなどの文化的な営みや文化資源の集積が、地域づくりの重要な役割を果たすのではないだろうか。文化活動が地域に新たな価値をもたらし、住民の自治を育み、地域づくりの基盤をなすことが期待される。その流れにあって、近年、文化施設の総体を「文化的コモンズ」と捉え、議論をする機運が生まれている。この概念が分野の境界を越えて人びとを結びつけ、地域の活動に新たな価値をもたらしている。本書は、日本の文化施設の成り立ちをふりかえり、役割や意義を論述するとともに、過去の例に学び、成功例を示し、新たなパースペクティヴを得ることをめざしている。文化施設を拠点に形成される「文化的コモンズ」の姿を本格的に論じる、初の試論である。
目次 第1部 その連なり(博物館;図書館;公民館;劇場・ホール;福祉施設);第2部 その営み(文化施設4・0;文化的コモンズの意義;文化施設のガバナンス;当事者の役割;文化施設のマネジメント;地域の文化施策;文化芸術の「怪しさ」を抱いて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09674-0   4-622-09674-9
書誌番号 1124000877

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