ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容 --
新野緑 /著   -- 春風社 -- 2024.3 -- 20cm -- 307,26p

資料詳細

タイトル 十九世紀小説の誕生
副書名 ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容
著者名等 新野緑 /著  
出版 春風社 2024.3
大きさ等 20cm 307,26p
分類 930.268
個人件名 ディケンズ チャールズ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程中退。博士(文学)。ノートルダム清心女子大学教授、神戸市外国語大学名誉教授。著書に『小説の迷宮――ディケンズ後期小説を読む』(研究社、2002年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:小説というジャンル. ジャーナリストから小説家へ. 挿絵との交渉. 境界線を引く. 新たな創作の形を求めて. 都市型作家の誕生. せめぎ合う言葉. 現実と想像の間. ロンドンの胃袋. ジャーナリストから都市型作家へ
内容紹介 6編の前期小説において、ディケンズが真の意味で19世紀的な都市型作家へと脱皮する自己成型の過程を、小説内に提示されるジャンルに注目しながら跡づける論集。後期小説をも含む彼の生涯に亘る創作活動を通して変容していく様を考察する。
要旨 ジャーナリズム、イラストレーション、ピカレスク、メロドラマ―多様なジャンルを経て、独自のリアリズムへ。19世紀的都市型作家ディケンズはどのように生まれたのか?『ボズのスケッチ』から『バーナビー・ラッジ』に至る前期小説6編におけるジャンル、モチーフの変容に着目し、作家的発展の軌跡をたどる。
目次 序章 小説というジャンル;第1章 ジャーナリストから小説家へ―『ボズのスケッチ』の構成をめぐって;第2章 挿絵との交渉―『ピクウィック・ペイパーズ』における小説家の位置;第3章 境界線を引く―『オリヴァー・トゥイスト』におけるリアリズムの探求;第4章 新たな創作の形を求めて―『ニコラス・ニクルビー』におけるジャンルの変容;第5章 都市型作家の誕生―『骨董屋』に見るディケンズの自己形成;第6章 せめぎ合う言葉―『バーナビー・ラッジ』における謎の創出;第7章 現実と想像の間―ディケンズと群衆;第8章 ロンドンの胃袋―ディケンズと市場;終章 ジャーナリストから都市型作家へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-917-1   4-86110-917-5
書誌番号 1124001280
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124001280

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