三・一運動、プロレタリア、移民、動員 --
影本剛 /著   -- 春風社 -- 2024.2 -- 20cm -- 272,31p

資料詳細

タイトル 近代朝鮮文学と民衆
副書名 三・一運動、プロレタリア、移民、動員
著者名等 影本剛 /著  
出版 春風社 2024.2
大きさ等 20cm 272,31p
分類 929.1
件名 朝鮮文学-歴史-近代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 朝鮮文学専攻・大学非常勤講師。韓国語の共著に『社会主義雑誌『新生活』研究――1920年代初の思想・運動・文芸の交差と分岐』(ボゴ社、2023)などがある。日本語への訳書に高秉權『黙々――聞かれなかった声とともに歩く哲学』(明石書店、2023)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 三・一運動と民衆に触発された文学. プロレタリア文学の大衆化とルンペン・プロレタリア. 去った者たちの生活と民族. 動員される民衆. 終章
内容紹介 日本語の研究では殆ど扱われない作家や雑誌も取り上げ、日本における朝鮮・韓国文学の認識に再考を迫る1冊。民衆を啓蒙対象として見る文学表現ではなく、啓蒙しようとする作家の主体が民衆との出会いで解体していく文学表現に着目し、文学的に民衆を描く。
要旨 民衆に触発された植民地朝鮮の文学世界。“近代朝鮮文学は民衆の力を感知する感性の鍛錬現場であった。”日本語の研究ではあまり扱われてこなかった作家や雑誌も取りあげ、日本における朝鮮文学・韓国文学の認識を一新、画期的役割を果たす一冊。
目次 序章(問題提起と研究視角;本書の民衆概念と研究対象;先行研究の検討;本書の構成);第1章 三・一運動と民衆に触発された文学(頭のなかの民衆;発見された民衆、知識人の羞恥と自責);第2章 プロレタリア文学の大衆化とルンペン・プロレタリア(感覚の革命と大衆化―「意識化」の外;負債の力―蔡萬植のルンペン・プロレタリアと農業労働者;「形象」と社会主義リアリズム―林和の大衆化論);第3章 去った者たちの生活と民族(虐殺とスティグマ―関東大震災と朝鮮人の生;「万歳後」あるいは余震―廉想渉の絶対的平等;ヒエラルキーとレイシズムを解除する―東京の東南地域文学と金史良);第4章 動員される民衆―李箕永(敵対性と転向の問題;健康な労働者の系譜;再配置―ごみ、民族、敵対性);終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-949-2   4-86110-949-3
書誌番号 1124001992
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124001992

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