P+D BOOKS --
和田芳恵 /著   -- 小学館 -- 2024.4 -- 19cm -- 281p

資料詳細

タイトル 塵の中
シリーズ名 P+D BOOKS
著者名等 和田芳恵 /著  
出版 小学館 2024.4
大きさ等 19cm 281p
分類 913.6
注記 底本:光風社 1964年刊
著者紹介 1906年-1977年、享年71。北海道出身。1963年『塵の中』で第50回直木賞受賞。代表作に『一葉の日記』『接木の台』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:道祖神幕. 暗い血. 強い女. 塵の中
内容紹介 安藤広重の浮世絵を巡って張り合う男女の機微を描いた「道祖神幕」、外国人とのあいだにできた子を育てる蝶子が、数々の不運に見舞われつつたくましく生きていく「強い女」など4編を収録。女の情念を描きながら、実著者の半生を映した私小説でもある1冊。
要旨 第50回直木賞を受賞した単行本『塵の中』は、「道祖神幕」「暗い血」「強い女」、そして「塵の中」という4篇からなる。選考委員のあいだでとくに評価が高かったのは、安藤広重の浮世絵を巡って張り合う男女の機微を描いた「道祖神幕」で、4作品中唯一の書き下ろし。また、外国人とのあいだにできた子を育てる蝶子が、数々の不運に見舞われつつたくましく生きていく「強い女」は、「老猿」として雑誌に掲載され、直木賞候補にあげられている。表題作の「塵の中」は、吉原の遊女だった咲子が、普通の幸せを求めて、妻に先立たれた男と所帯を持つものの、夫婦関係や夫の連れ子との関係が思うに任せないもどかしさを描いた中篇。その前半が「露草」として雑誌に掲載され直木賞候補に、後半は「塵の中」として芥川賞候補になっている。女の情念を描きながら、その実著者の半生を映した私小説でもある珠玉の一冊。
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-352485-8   4-09-352485-8
書誌番号 1124002345
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124002345

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