ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史 --
バーナード・ワッサースタイン /著, 工藤順 /訳   -- 作品社 -- 2024.4 -- 19cm -- 338p 図版16p

資料詳細

タイトル ウクライナの小さな町
副書名 ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史
著者名等 バーナード・ワッサースタイン /著, 工藤順 /訳  
出版 作品社 2024.4
大きさ等 19cm 338p 図版16p
分類 936
件名 ウクライナ-歴史 , ユダヤ人-ウクライナ-歴史
注記 原タイトル:A Small Town in Ukraine
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【バーナード・ワッサースタイン】歴史学者。1948年ロンドンに生まれる。1974年にD.Phil.(近現代史)、2001年にD.Litt.をそれぞれオックスフォード大学で取得。同大学での教職等を経て、現職はシカゴ大学歴史学部名誉教授、英国学士院特派員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ウクライナ辺境の町の歴史と、あるユダヤ人一家の歴史が交錯する。ハプスブルク家の支配、ロシア革命、ホロコースト、独ソ戦、ロシア・ウクライナ戦争…。東欧の複雑な歴史を複雑なまま理解するための、再発見と洞察に満ちた歴史書にして家族の年代記。
要旨 現在の西ウクライナにまたがるガリツィア地方は、歴史的に、オーストリア、ポーランド、ドイツ、ソ連とさまざまな国に支配され、翻弄されてきた。本書の舞台は、ガリツィア地方の小さな町クラコーヴィエツ。著者はイギリスの著名な歴史家で、彼の先祖はこの町出身のユダヤ人である。歴史家として客観的かつ生き生きとこの町がたどった歴史を語る一方で、この町と深い縁のある自分の祖先を悼むように、家族がたどった苦難の歴史を追いかけてゆく。ユダヤ人差別はありながらも多民族が共存したハプスブルク時代、国と国のはざまで幾多の戦争に蹂躙された混乱期、ウクライナとポーランド両者のナショナリズムに引き裂かれた近代、ナチスとソ連による恐怖支配、そして現代へ―。ガリツィア地方という、国と国のはざま。そしてユダヤ人という、民族と民族のはざま。―二つの「はざま」の視点から、ガリツィア地方、ウクライナ、そして東欧の人びとがくぐり抜けた歴史が照らし出される。
目次 逮捕;三匹の魚;「このうえなく華やかなりし時代」;シュテットルの勃興;皇帝のクラコーヴィエツ;燃えるシュテットル;クラコーヴィエツからベルリンへ;ベルリンからクラコーヴィエツへ;三つの体制のもとで;「おまえは心配しなくていい。おまえはおれのユダヤ人だ」;「小さな町です―聞いたこともないと思います」;一匹になった魚;クラコーヴィエツに帰る
ISBN(13)、ISBN 978-4-86793-025-0   4-86793-025-3
書誌番号 1124002693
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124002693

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 936/ワ 一般書 貸出中 - 2076784429 iLisvirtual
公開 936/ワ 一般書 貸出中 - 2076558208 iLisvirtual