吉田傑俊 /著   -- 文理閣 -- 2024.4 -- 22cm -- 420,5p

資料詳細

タイトル 「天皇制」論の思想系譜
著者名等 吉田傑俊 /著  
出版 文理閣 2024.4
大きさ等 22cm 420,5p
分類 121.02
件名 日本思想-歴史 , 天皇制-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1940生まれ。1965年、京都大学文学部哲学科卒業。法政大学名誉教授。専攻は哲学、思想史。著書に『象徴天皇制考』本の泉社、2018年など。翻訳書にデヴィッド・マクレラン、ショーン・セイヤーズ著『社会主義と民主主義』文理閣、1996年などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 古代から現在に及ぶ「天皇制」論を考察し、その思想史をたどることにより、天皇制とは何かに接近することを企図する論文集。日本の各時代にその各状況に応じて現れた天皇制論を検討・吟味し、現代の天皇制論議に期す。
目次 第1章 天皇制始原としての「記紀神話」とその批判(明治憲法・日本国憲法における天皇制規定;記紀神話における「天皇制始原論」の展開;記紀の批判的考察―津田左右吉・石母田正・水林彪の継承的発展);第2章 中世の宗教と天皇制(民衆的宗教者としての親鸞論;「易姓革命論」としての北畠親房『神皇正統記』);第3章 近世幕藩体制期の天皇制論(朱子学的儒学の止揚者としての荻生徂徠論;封建社会の根本的変革者としての安藤昌益論;「神国日本」主義者としての本居宣長論);第4章 「尊王攘夷論」から「自由民権論」への天皇制論(「尊王攘夷論」とその落着としての吉田松陰論;自由民権運動の闘士としての植木枝盛論);第5章 近代天皇制の成立と三つの「対抗」―秋水・啄本・鷗外の思想(近代絶対主義天皇制の成立;「大逆事件」と幸徳秋水・石川啄木の天皇制思想;森鷗外の「かやうに」の哲学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89259-950-7   4-89259-950-6
書誌番号 1124002825
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124002825

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